以外に弱いですね

サロモンのVERSE10pilotの補修と
　チューンナップです。
　このモデルはビンディングとスキーが一体化した
　　画期的な販売法で人気のスキーでしたね。

残念な事に、ソールが4箇所アイロン焼けでもしたように
　溶けて凝縮したり膨らんでいました。





その箇所を拡大すると


ここはソール素材が硬化しているので
　このままではワックスも浸透しません。
　お客様の了解のもとに素材の張替えいたします。
　幸いブラックソールですから補修跡も目立たないでしょう。



【張替え補修後チューンナップも完了】





接写画像で見ると・・


半円にカットした素材は角がない分だけ
　　捲れる心配もありません。
　　　接着面もがっちりで頑丈です。



余談ですが・・
重傷の補修時はビンディングを
　外さないと出来ない場合が多い。
　今回はセンター部分の補修でもあり
　プレスを使用する関係でビンディングを外す事に・・

実は困った事に、ビンディングを外そうとしたら
　アクシス（専用ビス）がホールの中で
　　ガッチリ錆びついていて回りません。

　スキーを押えながらちょっと力を入れて
　　専用レンチを手回ししたら
　　　『ブチッ!』と鈍い音が・・

そう、アクシスが真ん中から折れてしまいました。
　案の定、それも4組とも全部!
　　しかも同じ位置から・・アラ～


それがこれ、折れたアクシスです。


本来はこんな形　


錆びたにしても、手回しの状態で折れるようなビスでは
　頼りないですね。滑走中でなくて良かったと思います。
　全部新しいアクシスに交換しました。

折ってしまった人　結構多いかもね
　皆さんも外す機会には要注意ですよ!



重傷のスキーやスノーボードの
　復帰に向けてサポートいたします。！！　　
　　ホームページの『補修工房』にも実例が載ってます。
　　　そちらも参考にどうぞご覧下さい。　　　



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