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「エアコンの設定温度28℃は間違い?」節約アドバイザーが教える“エアコンの効果的な節電方法”ベスト4選多くの会社や学校、ご家庭ではエアコンの設定温度の目安として28℃に設定しているのではないでしょうか。しかし、真夏にはあまり涼しくならず、「こっそり設定を下げちゃおうかな」と考えることも……。しかし自宅の場合、電気代も無視できず、節約と快適さのバランスに悩む方も多いはず。
そこで今回は電気代をできるだけ節約しながら、効率的にエアコンを使う方法について、節約アドバイザーの和田由貴さんに聞きました。
■教えてくれたのはこの方!
和田由貴さん
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として多方面で活動。私生活では2人の子を持つ母で現役の節約主婦でもあり、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーで、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。
1.「エアコンの設定温度は28℃」は間違い会社で夏に冷房をつける際、「エアコンの設定温度は28℃」とルール化しているところも多いのでは?いまや日本全国で「エアコンの設定温度は28℃を推奨」が常識となりつつありますが、実はこれは間違いなのだそう。
「環境省が28℃を推奨しているのは事実ですが、これは設定温度の推奨ではなく室温の目安です。なぜ28℃と言われているかといえば、熱中症のリスクが29℃以上・湿度が65%以上で高まるため。設定温度を28℃にしても、エアコンの種類によって冷やす力は異なりますから、実際の室温が29℃以上になっていては意味がありません」(和田さん)
そのため室温計を部屋に置き、実際の温度を確認しながら設定温度を変えてコントロールすることが必要です。
「人間が暑さや寒さを感じる時には温度だけでなく湿度など他の要素も関係します。先ほどお伝えしたように湿度が65%以上でも熱中症のリスクは高まります。部屋が乾燥していれば涼しく感じるし、加湿をすると暖かく感じるというのはイメージできますよね。なので湿度と温度が両方見れるものがあると良いです。100円ショップでも売られていますよ」(和田さん)
100円のものでも温度と湿度は正確に測ることができるそうですが、ポイントは置く場所。
「熱の影響を受けやすい窓の近くや、エアコン・暖房器具の風が直接当たる場所に置くと温度や湿度の数値が大きくブレてしまい、正しく測れません。できるだけ部屋の中心部分で人の目線~腰ぐらいの高さの場所に置きましょう。ダイニングテーブルの上やキッチンの柱などがおすすめです」(和田さん)
2. エアコンの電気代を最小限に抑えるためには?部屋の温度を28℃にするためには、エアコンの種類やその日の気温によっては設定温度を25℃など低めに設定しなければならないこともあるかもしれません。どうしても電気代が気になりますが、電気代を最小限に抑えるためにはどうするのが良いのでしょうか。
「エアコンはつけてる間中ずっと同じ電力がかかってるわけではなく、コンプレッサーが稼働するときに消費電力が大きくなります。冷房運転の場合、コンプレッサーが稼働するのは温度を冷やそうとする時。部屋の温度が高く、冷やしたい温度との乖離が大きいほど、消費電力はどんどん大きくなってしまいます」(和田さん)
和田さんによるとエアコンの設定温度は1℃変えるだけで消費電力が10%ほど変わると言われているのだそう!そのため、まずは室温を上げすぎないようにし、目指したい室温との差を減らすことが重要です。
「夏場の場合、部屋の中に熱が流入してくるのは『窓から』が約7割を占めてると言われています。窓から入ってくる熱を防げば室温はかなり下げることができます。遮熱カーテンや遮熱フィルムも有効です。マンションの方は難しいと思いますが、可能なら外から窓の上部につける日よけが理想ですね。カーテンやフィルムだけでは窓自体に集まった熱で窓ガラスが温まり部屋の中が暑くなってしまいますから」(和田さん)
油断しがちなのは普段過ごすリビングなどではなく、寝室。夜寝ようと寝室に行ったら、部屋がもわっとしていたという経験、ありますよね。熱がこもってしまっているところにエアコンで冷やそうとすると余計な電気代がかかってしまいます。エアコンを使う部屋は普段から室温が上がりすぎないよう対策しておきたいですね。
3. 室外機のせいで電気代が上がっているかも?さらに忘れがちなのは室外機のケア。
「室外機は簡単に言うと冷房稼働時には室内の熱を屋外に逃がすための働きをしています。室外機の近くに物が置かれていたり、カバーがかかっていたりすると熱が上手に逃げるけることができずにこもってしまいます。熱がこもればさらに冷却させようと稼働し、電気代は余計にかかってしまいます」(和田さん)
さらに、室外機に直射日光が当たると効率が悪くなるのだそう!自分で室外機の場所を選べるのであれば、できるだけ日陰に設置することで電気代を節約できます。
「室外機に直射日光が当たる場合は、吹き出し口を塞がないような形で日よけをすると良いですね。ホームセンターや100円ショップでも室外機用の日よけは売られていますよ」(和田さん)
4. 扇風機やサーキュレーターを上手に活用して効率アップ!
エアコンの冷房だけでなく、サーキュレーターや扇風機を上手に活用することでさらに効率よく部屋を涼しくすることができます。
「そもそも、サーキュレーターと扇風機では用途が全く異なります。サーキュレーターは部屋の空気をかくはんするための道具で人に直接風を当てるものではありません。一方で扇風機は、人に風を送るための道具で、広くやわらかい風が出ます。人は風があると体感温度が下がりますから、夏は扇風機を併用することで必要以上に冷房で温度を下げなくても涼しく感じます」(和田さん)
扇風機を併用することでより効果的に涼しさを感じることができるのですが、置く場所にもポイントが。
「エアコンから出る冷たい空気というのは重いため、下に沈みます。なので、エアコンの冷房運転では基本的に風向きは水平が推奨されています。冷たい空気を水平に出すことで自然と下に落ちていき、全体に広がるということなのですが、部屋の対角線上の場所には冷気が溜まってしまうことがあります。そこで、エアコンの対角線上のあたりに扇風機を置くことで、その冷機をさらに部屋中に広げることができます」(和田さん)
家にサーキュレーターしかない方の場合は……?
「サーキュレーターの場合はやはり対角線上に置くのですが、風向きを部屋の中央部分の天井に向けてください。冷たい空気が部屋の中を対流し、むらなく室温を下げることができます」(和田さん)
エアコンと扇風機を併用するなんて電気代が余計にかかりそう!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、扇風機の電気代は1時間使用しても1円程度、近年多く販売されている「DCモーター」タイプのものはさらに電気代が安いです。エアコンだけで冷やそうとするよりも圧倒的に電気代を節約できるんですね。
エアコンの仕組みや、室温が上がる要素などを正しく知っていればエアコンの電気代を抑える工夫ができます。電気代を気にして暑さに耐えるのではなく、上手にエアコンを活用して快適な夏にしましょう!
【元記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7f6dae007bc6aceca21413ecb03c53e2863a0c0?page=1●「平和のための1分間瞑想」
https://www.raelianjapan.jp/1m4peace
●日本ラエリアン・ムーブメント
https://www.ufolove.jp●無限堂出版
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