『君戀しやと、呟けど。。。』

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~雨~

2006-05-13 17:40:45 | 詩歌

 雨が降る

  さらさらと

   一粒の雨の雫を 目で追うと

    淀む空気が流れ出す


 雨が降る

  ざあざあと

   いつしか 稲妻を連れてくる

    稲光の中に 何を見る

     空に続く 架け橋を


 雨が降る

  生きとし生けるものの 命の源

   雨の音(ね)は 心和ます

    魅惑の響きを 持っている


 雨の日は 少しだけ

  優しく 声を出してみようか

   穏やかな 愛の言葉となる様に


               ―翆童―
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