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年金の「通常受給」と「60歳繰上受給」の選択

2013年08月23日 | 日記
昭和34年生まれ(現在54歳)の場合の年金受取を通常通り受け取る場合と、
60歳に繰上受給の場合の比較を計算してみました。

事例1 男性の平均余命82歳まで受取の場合  
 ①63歳から 通常受給額  約3,711万円
 ②60歳から 繰上受給額  約3,469万円
  通常受給の方が242万円多い。



事例2 70歳まで受取の場合
 ①63歳から 通常受給額  約1,275万円
 ②60歳から 繰上受給額  約1,577万円
  繰上受給の方が302万円多い。病気がちで短命と思われる方は繰上受給をお勧めします。

事例3 90歳まで受取の場合
  ①63歳から 通常受給額  約5,335万円
  ②60歳から 繰上受給額  約4,731万円
  通常受給の方が604万円多い。健康で長生きと思われる方は相当お得になります。

以上は現在の年金制度がそのまま続くとしての試算です。今後財政悪化による制度改革が予定されており詳しい今後の見通しは是非ご相談ください

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