大阪・森ノ宮ピロティホールで催された、立川志の輔さんの独演会に行ってきました。
今回は後ろのほうから数えたほうが早いくらい後ろの席。こんなに後ろは初めてかも。
でもここの客席はすり鉢状なのでよく見えました。
1.「スマチュウ」
マクラは北陸新幹線が開通した話から。そこから飛行機の話になりました。そして毎年お正月に富山で落語会をされていて成田から富山へ向かおうとしたところ雪で欠航になったので予備に取っておいた小松行きに乗り、富山から車で志の輔さんたちを迎えに来た事務所の社長さん(女性)が途中のコンビニでスマホをなくした面白エピソード。
30分くらいの大爆笑。
彼女と旅行に行きたいため叔父に20万借金をしにきた大学生(多分)。話している最中でもスマホから目を離さずラインで会話。腹が立った叔父は注意をするが、叔母が叔父のスマホを持ってきて、画面にはラインで「プレゼントありがとう」との女性からのメッセージがあり…。
新たに新作を作られているんですね。ラインの会話を知られたくない叔父さんと続きが気になる叔母さんで大学生へ貸すお金の金額が上がっていくのが面白かったです。
2.「高瀬舟」
三味線、小鼓、唄、笛、の台にのった女性4人が舞台上手からずるずるずるずると中央に。
京都の七条、五条、四条、三条の橋がどーのこーの、戻り橋がどーのこーのという歌詞の長唄?の演奏。そして下手へずるずるずると退場。
交代するように志の輔さん登場。
まるで歌舞伎の黒御簾のような伴奏つきで森鴎外の「高瀬舟」。
原作を読んでいましたので、すんなり話に入っていけました。
前半にあった護送役の羽田庄兵衛の夫婦の会話は原作になかったような気がするのですが。
落語というより、一人芝居?朗読劇?のようでした。
中入り(15分)
3.「抜け雀」
マクラは米朝さんのエピソード。志の輔さんが25年前に真打になられたときの舞台に談志師匠が米朝さんに電話して頼んであがってもらったとか。
そのときの挨拶が「テレビで何回か見たことがあるが落語は落語は聞いたことがありません。」だったそうです。
そして、落語はお客様の想像で成り立っている、究極なのはお能ということで、以前聞いたことのあるお能のお話。だんだん薄い幕が上がったり下がったり、実は寝ていたというオチ。
あらすじは下記参照
3/6国立文楽劇場 立川志の輔独演会
このお噺、聞くのは2回目でしたが、やっぱり面白かったです。
最近街道歩きや江戸時代の絵画展へよく行っているおかげで、狩野派の絵師の絵とか、衝立を見るための行列が次の宿場まで続いているという表現がよくわかりました。
自分の趣味がいろんなところでつながっているって嬉しいものです♪
2時過ぎ開演、4時50分終演。今回4日間の公演でいちばん長かったそうです。
今回高瀬舟をされたように、また新しい試みをされたいみたいなご挨拶でした。
やっぱりいいな、志の輔さん。また行きたいです。
今回は後ろのほうから数えたほうが早いくらい後ろの席。こんなに後ろは初めてかも。
でもここの客席はすり鉢状なのでよく見えました。
1.「スマチュウ」
マクラは北陸新幹線が開通した話から。そこから飛行機の話になりました。そして毎年お正月に富山で落語会をされていて成田から富山へ向かおうとしたところ雪で欠航になったので予備に取っておいた小松行きに乗り、富山から車で志の輔さんたちを迎えに来た事務所の社長さん(女性)が途中のコンビニでスマホをなくした面白エピソード。
30分くらいの大爆笑。
彼女と旅行に行きたいため叔父に20万借金をしにきた大学生(多分)。話している最中でもスマホから目を離さずラインで会話。腹が立った叔父は注意をするが、叔母が叔父のスマホを持ってきて、画面にはラインで「プレゼントありがとう」との女性からのメッセージがあり…。
新たに新作を作られているんですね。ラインの会話を知られたくない叔父さんと続きが気になる叔母さんで大学生へ貸すお金の金額が上がっていくのが面白かったです。
2.「高瀬舟」
三味線、小鼓、唄、笛、の台にのった女性4人が舞台上手からずるずるずるずると中央に。
京都の七条、五条、四条、三条の橋がどーのこーの、戻り橋がどーのこーのという歌詞の長唄?の演奏。そして下手へずるずるずると退場。
交代するように志の輔さん登場。
まるで歌舞伎の黒御簾のような伴奏つきで森鴎外の「高瀬舟」。
原作を読んでいましたので、すんなり話に入っていけました。
前半にあった護送役の羽田庄兵衛の夫婦の会話は原作になかったような気がするのですが。
落語というより、一人芝居?朗読劇?のようでした。
中入り(15分)
3.「抜け雀」
マクラは米朝さんのエピソード。志の輔さんが25年前に真打になられたときの舞台に談志師匠が米朝さんに電話して頼んであがってもらったとか。
そのときの挨拶が「テレビで何回か見たことがあるが落語は落語は聞いたことがありません。」だったそうです。
そして、落語はお客様の想像で成り立っている、究極なのはお能ということで、以前聞いたことのあるお能のお話。だんだん薄い幕が上がったり下がったり、実は寝ていたというオチ。
あらすじは下記参照
3/6国立文楽劇場 立川志の輔独演会
このお噺、聞くのは2回目でしたが、やっぱり面白かったです。
最近街道歩きや江戸時代の絵画展へよく行っているおかげで、狩野派の絵師の絵とか、衝立を見るための行列が次の宿場まで続いているという表現がよくわかりました。
自分の趣味がいろんなところでつながっているって嬉しいものです♪
2時過ぎ開演、4時50分終演。今回4日間の公演でいちばん長かったそうです。
今回高瀬舟をされたように、また新しい試みをされたいみたいなご挨拶でした。
やっぱりいいな、志の輔さん。また行きたいです。