天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

隅田の小天狗~「若大将天下ご免!」

2005年09月21日 | 時代劇(テレビ・映画)
ネタばれ御免

「兄弟弟子は恋敵!」脚本:今村文人 監督:荒井岱志

廻船問屋と唐津藩江戸留守居役が結託し、白糸の抜け荷をはたらく。
証拠を握った小太郎を藩剣術師範の兄弟子に勝負させ殺そうと企む。

名岡っ引きの娘お京。死んだ父の十手を手に抜け荷の疑いのある商人を
追っていたが、目の前で何者かに殺された。お京も命を狙われるが、そこに
小太郎が助けに入る。
下手人の手がかりは二連発の短筒。

千葉道場では唐津藩で剣術師範となることに決まっている、柴田作之助が戻っていた。
彼はお京の許婚。しかし江戸を離れている間手紙ひとつ書かず、お京は愛想を
尽かしている状態。最近知り合った小太郎の優しさに触れ、出世ばかりを焦る作之助を諭す。

一番になりたいという気持ちとお京をとられまいという気持ちから、まんまと江戸家老にそそのかされ、
小太郎に果し合いを挑む。
みごと作之助をみねうちにとって倒した小太郎であったが、周りには命を狙おうと
唐津藩の連中が襲ってきた。

そのままお遊もやってきて、成敗に突入。
今回は「隅田の小天狗」の前口上もなく、もちろん「行くのか」「はい、行かせて
ください」「がっちゃ~ん」「ぷぅっ」もなし。

柴田作之助に大場順。味方のふりして実は悪者とつながっていて、裏切るとか、
本当はいい奴だけど名誉の為なら悪事に手を染めるとか、結構時代劇になくては
ならない役どころが上手い役者さん。

あ、そういえば「はぐれ刑事純情派」ではず~っとまじめな刑事さんでしたね。
確か、高木刑事だったような…

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