天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

11/3 出石散策とお練り

2012年11月04日 | 旅行・お出かけ
去る11月3日、4日と兵庫県豊岡市出石町へお城まつりと永楽館歌舞伎公演に行ってきました。

いつもの通り、大阪から特急こうのとりで八鹿へ行き、そこから出石行きの全但バスにのり、お城まつり会場へ。

2時半から始まる歌舞伎役者さんたちのお練りが目的でしたので、とりあえずお城まつり会場へ。
お祭り広場入り口の係員さんにお練りはどこから始まって、ご挨拶はどこで行われるのかを確認したあと、お腹がすいたので、お蕎麦やさんへ。

そもそも出石のお蕎麦は江戸時代に信州上田からお国替えしてきたお殿様がそば職人を連れてきたことから名物になったとか。
しかし、先月松本で食べたそれとは全く違うお味でした。
あまりお蕎麦を食べる習慣がない私ですが、今回わかったような気がしました。

お練りまで時間があるので、出石散策。

まずは酒蔵へ。



中には人形のように、おおおお大きな熊のような犬さんがすやすや
他の方がお酒を買おうと「すみません…。」と中に入ろうとしたら、犬さん。
「おおおおおおおっと。」と驚かれていました。
それでも犬さんは微動だにせず、すやすや。大物です。

そして、出石資料館へ。



ここは生糸商人の大豪邸。



入り口が二つあり、3階建てで3階は女中部屋だったそうです。

階段たんすや富士山の欄間、釘隠しもいろんな形があって、それだけでも楽しかったです。
ひたすら広いお部屋がたくさん。


格子から漏れはいる日差しがきれい。

花頭窓もありました。そこからお庭が見えるんです。

ながもちや、かなものの米びつ(昔我が家にありました)など懐かしい生活用品も展示されていました。

蔵には出石藩ゆかりの鉄砲や甲冑の展示もありました。




出石は桂小五郎が禁門の変のあと出石に潜伏していたそうです。
その地の碑。隣はお蕎麦やさん。

そうこうしているうちに、1時半すぎ。

そろそろ、お練りスタート地点に行かないと。

お祭り広場につくと、家老屋敷から次々と大名行列の奴さんたちがわらわらと出てこられました。
手には水鳥の羽?でできた長~い槍を持ったりして。

2時半までそこに居ようかと思いましたが、あまりにも寒く、また、皿そば1人前(5皿)しか食べていなかったので、お祭り広場にある喫茶店?に入って、ぜんざいをいただきました。
お餅が二つ入っていて、ぜんざいもお碗の八分目ぐらい入っていました。
寒い体にほっこり甘いおぜんざい。おいしかったです。

食べ終わったくらいの家老屋敷前。


奴さんたちが談笑したり、ウォーミングアップ?したり。

2時になると、お城跡の登城門より行列が出てきました。

私は、お練りスタート地点の観光案内所前でスタンバイ。





人力車も、お練りの係りの人たちもスタンバイ。

2時には人力車の前には私しかいなかった(はず)が、2時15分すぎになると、どこからともなくわらわらわら~っと、50人くらいのひとだかりになり、2時半前、愛之助さん、壱太郎さん、種太郎さん、薪車さん、吉弥さんが来られると、やんややんやの人だかり。

私の目の前を5人さん通られて、びっくりしました。

紋付袴で勢ぞろい。かっこよかったです

人力車に乗られ、約30分かけて通りをお練りされている間、私は特設ステージで演奏されている出石太鼓の力強い音に興奮しながら、皆さんのお帰りを待っていました。

お練りのあとは、特設ステージでのご挨拶があるのです。

3時ぐらいにお練りから戻られた5人さんは特設ステージ(といってもテントの下)へ。

ご挨拶が始まりました。

愛之助さん。出石を第二のふるさとと思っております。念願の豊岡にゆかりのある演目ができた。鯉つかみは伯父の我當に手取り足取り習ったとか。

壱太郎さん。今年もできてよかったなと毎年思います。りくのお墓にお参りに行った。豊岡の方々のバックアップのおかげです。いろいろ長々。

吉弥さん。ご自身の役の紹介をされるところで、「鯉つかみは小桜姫の局の、え~(と後ろの愛之助さんにきく)呉竹を勤めさせていただきます。」「え~、はい、おいでくださりますよう。」やっぱり吉弥さん面白い。

薪車さん。「豊岡市のみなさま、全国からお越しのみなさま、こんにちは。」とまずご挨拶。かっこいいのにかわいい♪昨年出演できず悲しい思いでした。出石の民族舞踊、いや民謡?(大爆笑)出石が大好きです。

種之助さん。マイクを下げる(かわいい♪)父や兄がいなくて不安でしたが、愛之助のお兄さんをはじめ、壱太郎兄さん、薪車のぉ~、おじ、いやお兄さん(大爆笑)、吉弥のあや、ぁお兄さんも優しくしていただいて、明日初日を迎えることができると思います。

もう、まるで毎年の口上のような面白いご挨拶でした。

終わったのが、3時半前。

まだホテルに向かうのは早いと思いましたので、後ろにそびえる出石城跡へ。

長くなったので、つづく。

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