天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~

2005年04月02日 | 暴れん坊将軍
ネタばれ御免

「恋の目安箱」脚本:野波静雄 監督:牧口雄二

勘定奉行と札差が結託し米相場の値段を十両安くし差額を横領しようと企む。
奥裕筆の役人の娘、志乃と質屋の次男と徳三郎は夫婦になる約束をしている。
しかし奥裕筆の父親が頑固一徹で認めない。
徳三郎は目安箱に「どうか将軍様私たちの恋にお力沿いをお貸しください」と訴状を入れる。
と、こんな訴状で城を抜け出し質屋に向かう新さん。
勘定奉行は志乃を側室に迎えたいと考え、父を殺害しようとする。
そこへ新さんがいつものようにぎりぎりのところで「正義」の扇子を投げて助ける。
そんな新さんに説得された父親は徳三郎を認め、徳三郎は湯飲み所の見習いとして働き始める。
十両ごまかした貼紙相場が発表された。時価より十両安いと訴える徳三郎。
それを知った吉宗は勘定奉行を問いただすが、書き損じとごまかされる。
そしてその貼紙を書いた父親を責め、身の潔白の為父親は切腹してしまう。
それを知った新さんは成敗に向かう。
「世の顔を見忘れたか。」
「かくなる上は…」
今回から才三は刀を鞘に入れ始めた。背中に隠すのは苦手らしい。
今回は全編にわたってほのぼのムード満点。相場のピンはねなんて成敗場面の為のおまけという感じ。
しかしこういう話は大好きだ。
今回のみどころ
河内屋の入り口でおさいにばったり出会った新さん。
おさい「河内屋さんの大旦那に呼ばれて話を聞きに行ってたんですよ。」
新さん「その話とは河内屋次男坊とくさぶろうの婿入りの件か。」
おさい「まあ、新さんがどうしてそれを。」
新さん「え…いやいや、あの…友人に聞いたんだ。」
おさい「なるほどね、相手の家はお武家様ですものね。」
新さん「うん。」

おいおい、どんな友。おさいさんも疑いなさいよ。

そして徳三郎の人柄に聞いた新さん。
おさい「ちょっと優しすぎて気の弱いのが玉に瑕。わたしゃどぉもお武家さんの養子には
向かないんじゃないかと思うんだけどねえ。」
新さん「その辺は差し障りないんだ。これからの武士は市井の為に働いてもらわんといけないからな。」

もおぉ、おさいさん、新さんを信用しすぎ。まあ、いつものことだけど。


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