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ショートストーリー/月子のティーハウスを作成しております

野ばら

2024年10月24日 | 童話・映画・音楽

いつもありがとうございます
今回は童話をご紹介させてください

皆さま、休憩時間はどの様にお過ごしでしょうか?
ぬりえ作業の休憩などに
小説や童話のあらすじ動画を、私は視聴しております

今回は、小川未明作・野ばらをご紹介させてください
小川未明(1882-1961)は、新潟県出身の小説家・児童文学者です
1951年 日本芸術院賞受賞・1953年 芸術院会員、文化功労者など
評価の高い文筆家です

あらすじをご紹介させてください
大きな国と小さな国の国境に、それぞれ老兵と青年兵がいます
国境を守っている2人ですが次第に交流が芽生えます

特に将棋/チェスを通じて相手への理解を深め
実の親子とも思えるほどの友情や思いやりが育まれていきます

ずっと続いて欲しい穏やかで平和な時間が流れます
しかし悲しいことに、両国には戦争が起こってしまいます…

野ばらは、ストーリー自体が美しく流れるように語られます
内容は難しい物ではなく、イメージも浮かびやすいと思います

ところがそこから伝わって来る
ヒューマニズムや平和への希求など
野ばらに込められた作者の思いを考え始めると
私は聞き入ってしまいます

皆さまは、どの様にお感じになりますでしょうか?
よろしければ是非ご覧になってください

*野ばらは、youtubeで視聴ができ青空文庫でも読むことができます

ご一読ありがとうございました
                                                                                     (参照:ブリタニカ国際大百科事典・電子版)

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トリビュート、カレン・カーペンター

2024年01月18日 | 童話・映画・音楽

ご訪問ありがとうございます

Karen  Carpenter

皆さまはどんな女性シンガーがお好きですか?
マリア・カラス、キャスリーン・バトル、それとも美空ひばりさんでしょうか?

今回はカレン・カーペンター(1950-1983)をご紹介させてください

カレン・カーペンターは兄妹デュオ、カーペンターズのお一人で
米国・コネチカット州出身のヴォーカリスト・ドラマーです

カーペンターズには、「Close to you」「Yesterday once more」など沢山のヒット曲があります
もちろんお兄さんのリチャードも素晴らしいピアニスト・音楽家です

最初に私がお伝えしたい事は、歌い出しでわかるカレンの天性の声質(せいしつ)です
優しく甘えて来るようなヴォーカルは、まさにギフテッド(ヴォイス)です

親しみやすく美しいメロディとカレンのヴォーカルが融合し
カーペンターズは世界的なスターになっていきました

そんなカレンに転機(悲劇)が訪れます

当時聞いたことのない摂食障害(拒食症)に陥り、カレンは寿命を縮めてしまいました
その後、背景には家族関係の問題があったと言われております

またご自身もオーバーウェイトを気にされていたようです
さらにスターとしての激務とストレスもあったのでは?と私は思っております

現在であれば、カレンは適切な治療を受けられたかもしれません

でも、もう一度考えてみますと
カレンが陥った摂食障害やルッキズムにも通じる問題は、今の社会を反映しているかのようです

社会的な地位や名声とは関係なく
人知れず傷ついている方も、きっといらっしゃると思います

自身の身を持って、カレンはこの様な隠れた問題に警鐘を促してくれたのかもしれません
そう思うと、カレンの残念な死を少し受け入れることができます

そしてこれからも聴き続け、私はカレンをトリビュートしたいと思います


(笑っているカレンが1番好きです)

ご一読ありがとうございました

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