先日紹介した『ウーマンアローン』著者、廣川まさきさんの旅のきっかけとなった一冊を読んだ。「アラスカのモーゼ」と称された日本人、「フランク安田」の数奇な人生をたどる新田次郎の名著である。 . . . 本文を読む
帰省の道中の暇つぶしにと思って買った文庫本だが、Uターンを待たずして読み切ってしまった。「2009年最高に面白い本大賞第1位」という触れ込みは伊達ではなかった。
特攻隊員としてゼロ戦に乗り、沖縄の海に散っていった祖父の存在を知った姉弟が、その足跡をたどる物語。
ある者からは「臆病者」と罵られ、またある者からは尊敬されたその祖父の生き様とは!?
真の人間愛の姿がそこにはあった!
『永遠の0(ゼ . . . 本文を読む
今日は一冊の本に出会った。
『ホクレア 星が教えてくれる道』
著 内野加奈子 小学館
2007年に伝統的な航法によりハワイからミクロネシアを経由して日本への航海を果たした伝統カヌー「ホクレア」に日本人初のクルーとして参加した著者の航海エッセイである。
海図もコンパスも持たず、天体や風、波、海鳥などの自然から自分の位置、進路を読み解くという伝統航法。かつては受け継がれていた航法だが、 . . . 本文を読む
カヌー特集が組まれていて、私がお世話になっているグランストリームの大瀬氏、沖縄カヤックセンターの仲村氏が出ている。ホーボージュン氏による鹿児島ー沖縄のセールリグ航海記も連載が始まった。いつかあの仲間に加わりたいものだ。 . . . 本文を読む
「八月十五日の天気図」矢崎好夫 著(国書刊行会)という本を見つけた。衛星写真も雨雲レーダーもなかった昭和19年、若干23歳で海軍気象士官として決戦の地、沖縄に降り立った著者が見た現実とは。。必見である!! . . . 本文を読む