やっと片頭痛が消えたので今日の夜は、近所の友人と久々に飲みにいく予定。
7月末からいろいろと環境が変わって、へこむことや不安になることが多発した。
昨夜は悪夢にうなされたり、また例の「いやだ病」がでてきた。
先週は
自分が新しい環境でさくさく仕事ができないことに焦りや不安感が押し寄せてきた。
劣等感も。
自分では人並みに仕事はできるほうだと、思っていた。
だけど、全く新しい環境での仕事は初めての事ばかりで
すぐにはそつなくこなすことができない。
そんなに器用じゃないし、
若いころのように柔軟に速攻対応はできなくなってきてる。
だけど、それで落ち込むことなんかないのだ。
できることとできないことははっきりしてる。
それだけのことだ。
人に迷惑をかけるほどのひどさじゃない。
それもはっきりしている。
あと数週間すればコツもつかめて慣れてくるだろうし
自分を信じよう。
今までどんな時もやってこれたのだから
きっと大丈夫。
昨夜、「バケモノの子」という映画を見た。
ニンゲンはみんな心の闇を抱えながら生きている。
心の闇は胸のなかの剣で断ち切るのだ。
一人では断ち切れなくても、
誰かと一緒なら断ち切れる。
子供が育つ、子供を育てる、ということにも触れていた。
今の私には、なんだかぴったり来る映画だった。
きっとこれも「ギフト」なんだな。と思った。
映画では主人公と対照的な存在として闇に取り込まれる男の子が出てくる。
彼が闇に取り込まれてしまうのは、
彼が自分というものの存在が何者であるかを見つけられなくなって
自分の居場所がわからなくなってしまうからだ。
「自己肯定」ができなくなって、その不安や悲しみからくる闇に飲まれてしまう。
彼はもう自分だけでは闇から抜け出せなくなってしまう。
容量を越えたのだ。
映画では主人公が彼の闇を自分の中に取り込んで、剣で断ち切る。
主人公にも闇があるから、その子の闇を受け止めることができて、
さらに絆でできた心の剣も持ってるから
その剣で断ち切ることができる。
負の感情。不安、恐怖。劣等感。
それらはストレスになって自分自身を痛めつける。
暫くは片頭痛にはなりたくない。
ネガティブ、と一言でかたづけるのではなく
その漠然とした負の感情、観念の具体的な中身を分析して、自覚する。
ルイーズの本に、「自分を責めるな」と書いてあった。
そういえば、映画に「力はやさしさのために使うもの」というセリフもあった。
自分自身にも優しくしないと。
自分で自分を叩きのめして、どーすんだ。
私の心の檻はなかなか外れないな。
いや、はずれてきてる。
焦らない。必ず外す。
もう大丈夫。