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ホラー映画界の鬼才、イーライ・ロス製作。
クラウン。これ、傑作、です。
2013年のアメリカ/カナダ映画。
子どもが観たらトラウマ必至です。
不動産屋で働くケントは息子(ジャック)の
誕生日パーティの為に、自分の担当する
物件の地下室で見つけたピエロの衣装を、
勝手に着て、自宅へ駆けつけます。
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こんな感じで浮かれまくるケント。
最初の15分ぐらいは、ほのぼの。
でもテンポが良いからサクサク進む。
パーティが終わって衣装を脱ごうとするケント。
しかし全然脱げない。カラフルなカツラも
どうやら頭皮にくっついているようで、
ピエロの鼻も、引っ張っても取れない。
この辺りから、見ているこっちはぐーっと
引き込まれていきます。電動ノコギリで
衣装を剥がそうとするあたりが、
『ホステル』を作ったイーライ・ロスっぽい。
そしてこの映画のキモとなる恐怖の設定。
「ピエロの起源は子供を喰う悪魔」
ここまでやっちゃうか!ってぐらい、
救いようがない展開になっていきます。
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ドンドン変化していくケントの風貌と葛藤。
子どもを食べちゃダメ、でも喰いたい.....。
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そしてジャックが可愛すぎる。
自分の息子と重なって、本当心配だった。
奥さん(メグ)のケントへの愛と、
母としてのジャックを守る想いが素晴らしい。
この女優さん、どっかで見たことあると
思ったら、『4400』だ。
これぞホラー映画!っていう展開に
久々に心が躍りました。
間違いなく、傑作。ホラー好きは絶対観るべき。部屋を真っ暗にして一人でどうぞ。
ちなみに『プリズンブレイク』の
ジョン・アブルッチも出演してます。
こういうの、嬉しいよね。