MOLE / 生きてる証拠の備忘録

継続は力なり、というので、
出来る限りは毎日書くつもりです、多分。

ロストバケーション(79点)

2016-12-02 23:30:46 | 映画

大好きな監督、ジャウム・コレット=セラの
最新作。それだけで観る価値はあり。

同監督は2005年に蝋人形の館でデビュー。
当時31歳という若さで、あの名作を仕上げた。
マジで誰やねん!?って思ったのを覚えてる。

そして2009年の最高傑作、エスター。
これは説明いらんね。8回は観た。

2014年にはリーアムニーソンが主演の
フライト・ゲーム。これはまあまあだった。

2015年のハーモニー・オブ・ザ・デッドは、
前にブログでも書いた映画。

と、そんなジャウム監督の作品なので、
そりゃあ観るでしょ、ってゲオでレンタル。
Amazonでは1回観るレンタルで500円。
購入で2500円。ゲオなら100円。
使い分け、やね。


この美女が主人公。ブレイク・ライヴリーさん。
調べたら、ゴシップガールでブレイクしたそう。


舞台はメキシコ。医学部のナンシーは、
死んだ母が教えてくれた秘密のビーチに、
一人でバケーションに訪れる。


内緒で行ったから、父親に怒られるナンシー。
電話での会話の演出が分かりやすかった。

とにかく、綺麗な海でサーフィンを楽しむ
ナンシー。自分以外にはたった2人しか客が
いないような、そんな穴場スポット。

楽しみまくっていたら、まさかのサメ。
ホオジロザメ。これは6メートル級。


で、脚を噛まれながら、なんとか逃げ延びる。
縫合シーンが痛い...。


最初の逃げ場はホオジロザメにヤられた鯨の上。
こんなデカい鯨を殺っちゃうサメ、最強。


鯨から干潮の時しか現れない岩礁の上へ。
左側がサメ。こいつが全然いなくならない。

そこからはネタバレしないようにするとして、
ナンシーはここから2日ぐらい海の上で
サメの脅威にさらされながら生きていく。

最後の最後は、まさかの結末。
あり得るかな。あり得るか。うんあり得るな。


この映画はほぼ全編を通して、ナンシーの
一人芝居で成立している。これが凄く良い。

鳥の羽を治してあげるシーンなんかは、
殺して食べちゃうんじゃないか、って思う
ような演出もあって、ジャウム監督っぽかった。


たったこれだけのシチュエーションとアイテムで
どんな展開にするんかと思ったけれど、
終わってみたらスッキリ納得。

サメ映画といえば、ディープブルー、
オープンウォーター、ジョーズ。
この3作品以外はB級が多いイメージ。

シャークナイトとかシャークアタックとか。

久しぶりに「ちゃんとしたサメ映画」
を観た気がする。とても良かった。