サイコパス☆ランチ

40代の新米パパ・1級建築士で宅地建物取引士【ゆりかご打法・中川修一朗】が、住宅関連を熱く語る暴走日記

桜色の和室

2006-03-28 19:51:23 | 建築でバンザイ★
携帯で撮ったなので…あんま画像ははっきりしませんが、先日にアップした【桜上水】の住宅の和室の画像です

道を歩いていると、至る所で桜のつぼみが花開いてきましたね~ すっかり春です

ちょうどこの時期にお引渡しの物件で、和室の仕上に関しては私に一任させてもらいました 任せてもらった上で、何故にこんな感じに仕上たのか…その理由として、

①、3月末にお引渡しだったこと。
②、場所が【桜】上水なこと。

お客さんもまだ感づいてないと思うので、建物決済時にこのことをそっと伝えようかと思ってます 

僕自身は桜の花が大好きで、1年のこの時期だけに桜を眺められるのが…より桜を欲するのかなぁ~と 1年に一瞬の華やかさ 花火もそうですが、輝きもはかなく散るのが日本的な美徳なのでしょう


ちなみに今回は【桜】という言葉にひっかけて、少し遊び心を入れてみましたが、過去にはお客さんの名字にちなんで、建物の正面ファサードで【河の流れ】を表現したこともあります 色は青とか水色を使っているわけではないのですが、水のしなやかな流れを曲線で表し、外壁吹付けのパターンを使い分けることにより素材感を出したり

僕が設計する中で、【言葉】のつながりというか、言葉の持つ意味などを建築のデザインなどと絡めるのは意識しているところです



地名や人名にはそれぞれが持つ歴史が込められていて、名字の起こりもその一族が住んでいた周辺環境などを表したり、もともとどういった系統の出身なのかを推し量ることができます

ですから、地名とか人名(まぁ名字が主にですが)っていうのはただ単に個を特定するだけの言葉ではないんですね~ 個が持つ系譜や歴史も表現しているのです


自分たちが子孫として生きている証で…またはその土地に新しく住む者として…

自分のすまいにその言葉が持つ意味を遊び心を含めて取り入れるなんてのも、住宅の中であってもいいのではないでしょうか~~~






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1 コメント

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なるへそ~(・ω・) (すらりん)
2006-03-31 06:08:40
和室の壁って普通はベージュかグリーン系で無難にまとめられちゃうけど、桜色ってのはこりゃまた風流でいいですな



名前にも由来かぁ

田中サンは農業・林サンは林業ってな感じで

となると、海山さんは…海と山どっちダァー(爆)
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