JR新大久保駅から徒歩3分で、山手線からも見える【百人町2丁目】の現場の基礎が完成しました
以前に基礎の説明でも触れましたが、ベタ基礎という耐力的にも高い性能を有する基礎です 画像で見るからにも、構造的に安定しているのが分かるかと思います
この地域でこの敷地となると、斜線制限2種類(北側斜線・道路斜線)の影響を強く受けてしまう為、一般的な階高の取り方であると天井が斜めになってしまう部分が広範囲に渡ってしまいます
その対応として一般的に行われるのが【半地下】ですが、高さが確保されるメリットはあるもののデメリットも発生します…浸水の可能性です
軽微な半地下だと問題はないと思いますが、1m以上掘り下げるような半地下ですと、昨年のような記録的な大雨の際には床上浸水となってしまう可能性が大幅に上がってしまいます。室内の高さが確保されれば居住性は上がりますが、その住宅自身に大きなリスクを背負うことになります
この住宅の1階の床レベルは周囲の地盤面より約35cmほど高く設定してあり、室内の高さが確保しづらい制限の中でもリスクを最小限に留める様にしています。また、1階の床の構成を【フリーフロア】というものにしてある為、例え大雨により建物内に水が流入し始めたとしても、床を構成する材料まで水が届く可能性は低くなります。
都内で住宅を設計するのは、法規の制限との戦いです 法規の範疇でいかに居住性を確保し、また構造的な安定性とリスクを避けていくのか…ほんとわずか2~3㎝で勝負の世界でもあります
以前に基礎の説明でも触れましたが、ベタ基礎という耐力的にも高い性能を有する基礎です 画像で見るからにも、構造的に安定しているのが分かるかと思います
この地域でこの敷地となると、斜線制限2種類(北側斜線・道路斜線)の影響を強く受けてしまう為、一般的な階高の取り方であると天井が斜めになってしまう部分が広範囲に渡ってしまいます
その対応として一般的に行われるのが【半地下】ですが、高さが確保されるメリットはあるもののデメリットも発生します…浸水の可能性です
軽微な半地下だと問題はないと思いますが、1m以上掘り下げるような半地下ですと、昨年のような記録的な大雨の際には床上浸水となってしまう可能性が大幅に上がってしまいます。室内の高さが確保されれば居住性は上がりますが、その住宅自身に大きなリスクを背負うことになります
この住宅の1階の床レベルは周囲の地盤面より約35cmほど高く設定してあり、室内の高さが確保しづらい制限の中でもリスクを最小限に留める様にしています。また、1階の床の構成を【フリーフロア】というものにしてある為、例え大雨により建物内に水が流入し始めたとしても、床を構成する材料まで水が届く可能性は低くなります。
都内で住宅を設計するのは、法規の制限との戦いです 法規の範疇でいかに居住性を確保し、また構造的な安定性とリスクを避けていくのか…ほんとわずか2~3㎝で勝負の世界でもあります
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