今年の3月に、2006年モデル(最終型)のKawasaki ZX-12R(中古4500km走行)を購入しました。購入時には2台所有していましたが、Kawasaki ZZR-1200(22000km走行)を下取りに出し、Kawasaki ZXR-400(北米逆輸入車フルパワー67ps)を残しました。
16歳で免許取得以来、Honda CB350 Four(4本マフラー)、Suzuki GT380、Honda CB400 Four in one(集合管・408cc)、Kawasaki ZⅡ(7半)に始まり、有りと有らゆるタイプ(On road)を、35年間取っ換え引っ換え乗ってきました。
18歳を先頭に子供3人を養う私にとって、50歳にしてのバイク転倒事故での自宅療養は、粗大ごみが【針のむしろ】に鎮座することとなりました。親類からのブーイングも物凄いものでした。妻も親類たちも私がバイクを乗り回すことについては、好きだからしようがないと、黙認をしていましたが、今回の件では結婚以来20年分のクレームが一気にぶつけられました。
これ以降のバイクライフについての【黙認or禁止】は混とんとしていますが、転倒車両の修理か否かの処分につては、いずれにしても決断しなくてはならず、妻との協議は、修理の見積もりが36万円で出ており、Kawasaki ZXR-400を30万円で売却し、その資金でいったんZX-12Rを修理することとしました。修理は完了しましたが、現在は寒いのでバイクショップに来春まで仮預けをすることとなっています。
事故原因を検証してみると、結果的にZZR-1200を実力目いっぱいで乗っていたものを、フルパワーのZX-12R(187ps)に変えてしまったことは、50歳の腕力と運動神経では、すでに不相応のものとなっていたようです。
ZX-12Rは187馬力の重量級車で、購入前に現在最新の【ZX-10R 188馬力】、【Hayabusa 197馬力】と、3車ともに乗り比べてみましたが、攻撃性や積極性、重量級の暴れ馬を腕力で乗りこなす趣向性などは、圧倒的にZX-12Rが魅力的で迷わず決定しました。実際には、現在の自分と、20代のスーパーマンとの区別がついておらず、【年寄りの冷や水】状態に気付かず、自己満足していました。