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昨晩はものすごく疲弊していたのか晩飯を食いながら眠って嫁さんにめっちゃ叱られました。
23時ごろにパソコンの前に座ろうかとしたのですが、とてもとても眠くて...
パソコンが起動するまでに意識がなくなって...
そんなこんなで、もうあきらめて就寝することにしました。
ついては昨晩はブログを書いてません。
そして本日です。雨天なんです。車体のところでスバル弄りできません。
スバル弄りはあきらめて、昨晩に書く予定だったブログを書くことにしました。
ということで、昨日のスバル弄りの内容を一日遅れて書きますね。
昨日のスバル弄りはがんばりました。5時間ほど作業しています。
しかし進捗はいまいちなんです。って、進捗が遅いのはいつものことで私が試行錯誤して作業しているからどんくさいだけですな。
私の車体では変体改造されて付いてなかった(空き缶で封印されていた)ヒーター大気放出ホースの作成をします。
オリジナルのデザインがわからない代物をでっちあげることになります。ついてはいつもの現物合わせの切った貼ったの低次元レベル試行錯誤工程が確定ってことですよ。
エキマニ横にヒーター切替ダクトがあります。そこから余剰した廃熱を大気放出するダクトホースが欠品です。それの製作です。
このホースですが、接続先の目の前にリヤガラスデフォへ向かう暖気ホースがあるのです。その狭い空間でやりくりしなければなりません。
こんな狭い空間に自作物を突っ込むなんて、空想妄想脳内3Dデザインの難易度が上がるってもんですよ。
このホース製作に辺って....
車関係のブログというと「みんカラ」というブログサイトが有名でして、そちらでR-2乗りの方に「オリジナルはどうなっているのー」って質問して情報を得ています。
結果としてはオリジナルはこうです。という確信情報は得られませんでした。
だってもうすぐ50年の車体です。それが現存していて当時の部品が付いている確立って?というか当時のオリジナルだと確信できるワンオーナーの方が偶然みんカラしていて応えるわけでもないのです。
ついては、私の車体はこうなってますよ。という車体の状態情報を入手です。
それでわかったことは
- 素材は紙ホース、または、紙ホース素材にアルミ外皮コーティングされたもの
- 車体への固定はヒーター切替ダクトにホースバンドで咥え付けしてぶらざかる
- 下側はエンジンアンダーカバーの上に乗っかるように鎮座
- 固定されている状態でヒーター切替ダクト側(つまり上)からホースを下に押しても下がらない
- 固定されている状態でヒーター切替ダクト側(つまり上)からホースを上に持ち上げると動く
- 紙ホースが硬くてエンジンアンダーカバー下からちょっと持ち上げている形になっている
- エンジンアンダーカバーのホース出口に2本の爪があり、その爪がホース内側にかかる
といったところです。
このことより次のことを推論します。
- ホースバンドで咥え付けしてぶらざかることよりホース自重が重たいものは採用不可
- ぶら下がり重力加重軽減のためにもエンジンアンダーカバーの上に自立できる程度の固めのホースが必要
さあー、そんなホースがあるかですよ。
話変わりまして....
呼び径を計測してます。内径55mmのホースなんです。
これがヒーターファンから室内へ伸びるホースと同サイズです。
室内へ伸びるホースを求めて以前に散々ネットを探してます。その経験にて紙素材ホースでメーター切り売りのものが見つからずだったのです。
なので、室内へ向かうヒーターホースは樹脂素材のものを採用しました。
そのホースの切れ端があるので採用とも考えたのですが、自重が駄目です。紙ホースと比較したら重いのです。そんなのを片側だけ固定ぶら下げでの運用なんて考えられません。
そうなると消去法でアレですよ。
室内へ向かうヒーターホースが同じ径で紙製なんだから、取り外しているそのホースを再生使用できないかですよ。
駄目元でやってみましょう。手持ちホースを出して並べます。
上がブログ繋がりで頂いたフロアへ向かうヒーターホースです。このホースは自作するときのお手本と、もしものときの代替え需要ホースなので手を加えることはしません。秘宝棚に保管されるのです。ってことで「sl_hfr70」さん貴重な部品ありがとうございます。お手本部品として大事にしてますよ。
真ん中が私の車体についていたフロアへのヒーターホース。
下がフロア内のヒーターホース。
私の車体のやつは室内へ向かうヒーターホースとして再利用不可と判断してます。今回も写真撮影している間に崩壊が...
それでも、ダメージの少ない部分があり、そこを再生使用できないかと考えます。
えっ?誰ですか?
50年前の紙ホースを再生しようってことが間違っているんだよ。
と指摘される方は?
えー。きっと間違ってますよ。でも私の努力と知識と財力では代用品入手できなかったのよ。
と、いつもの1記事になにか愚痴を....。をここに書き終えて...
50年近く経った昭和40年代の紙ホースです。すでに崩壊が始まっていてカチコチになって柔軟性がなくなっている紙ホースです。
この汚くて危ういホースを....
なんと、曲げなければなりません。
もちろん普通に曲げたらポテトチップスのようにバラバラになりますよ。
貴殿ならどうしますか?
私の場合は....
紙製品を柔らかくするには....
酷く言うとふやけさせるには....
激貧の手段は水ですよ。そう紙製品を水で苛めるという逆の発想です。
今回は、なるだけ芯の硬さはキープしつつも、なんとか曲げたい。微妙な水濡れ加減が必要なのでは?
なので、蒸し器に入れてサウナ攻撃はあきらめます。
こういうのは、水洗いして様子見ながら撫でまくる作戦かと....
柔らかくなーれ。って濡らしながらしごくのです。アレと逆のパターンかいな。
具体的には、水をかけて歯ブラシでシコシコとやってみました。ついでに汚れ落とし掃除もかねてます。
もし、濡らし過ぎてヘニャチンになったら硬さ回復のためにドライヤーも手元に用意しておきましたが、ドライヤーの出番なくなんとかなりました。
ポイントは....
先端がつぶれやすいです。指先でつまんで曲げると変形しかねないのでホースバンドを挟んだままで、そのホースバンドを握って先端の向きを返るようにに曲げます。
写真撮影を忘れてますが、ペットボトルの輪切りも活躍してますよ。
ペットボトル輪切りに通してそのペットを握りながらホースの途中を曲げます。
そうすることで、ホースに指の腹で局所的に力が加わるのをさける努力をしています。
なるだけ広い面積に均等に曲がる力が加わるように曲げて行きました。
そして、このぐらいカーブさせました。
いい感じにカーブしているでしょ。
この状態にて、リアガラスデフォ暖気ホースに接触せずに回避できてます。
次は長さの調整ですよ。
エンジンアンダーカバー取り付け金具と同じ高さ位置のところに目印をいれます。
その高さ位置でホースがまだ斜めになっているので、エンジンアンダーカバーに対して水平位置がわかるように目印をいれるようにしました。ってマスキングテープを貼るだけですが...
エンジンアンダーカバーを取り付けて、取付金具からアンダーカバー面までの垂直距離を測ります。
その距離長さで切断するのですが、まさかの寸足らずで宙ぶらりんは絶対にさけなければなりません。ついては15mm長めで裁断しました。
残りでもう1本作成できそうだな。失敗したときにやり直しできそうだとちょっと安堵した瞬間です。
ホースをセットしてアンダーカバーを組付けて....
ちょっと長めに裁断しているのでアンダーカバーがそのままではつきませんよ。
ちょっとずつホースを切断してアンダーカバーを組付けてと繰り返します。
これぞ、まさに現物合わせの醍醐味です。って無常に時間が費やされるのです。
アンダーカバーが少しホースを持ち上げ気味かなーという長さにしてみました。
この状態にてホース出口下から見上げた状態がこんな感じです。
採用した室内へ向かうホースが出口直径より小さいのは知ってました。なのでホースの出口はどうなっているのか?と疑問に感じていたのです。
出口の爪を内側にすることでホース下限が固定されてます。
かつ、ホース出口が楕円になりエンジン振動での回転位置ずれ防止にもなってます。
ちなみにこの爪をちょっと斜めにすることで、エンジンアンダーカバー側のテンション調整も可能です。爪の折り方によっとはアンダカバーより上へ浮かすことも可能です。
これでいいのかな?と、ちょっと疑問符もあるのですが、今ある材料とバカ脳ではここまでということです。
室内のエンジンルーム点検口から見たヒーター切替ダクトの咥え口です。
うむむむ...。私の愛撫が悪かったのか、無理してイタイイタイと押し込んだのか、ちょっと裂けちゃった。
この裂け目はどうしようか?
とここで本日のホース作成は終了とします。
えっ?まだホース作成は続くのかって?
もちろんまだ続くのですよ。
はい、次。
本日は仕事しないでスバル弄りをする計画です。
ついては、継続するのですが....
どうしようかなー。ちょっと時間がなー。
ってことで最悪中断できる作業をします。
エンジンアンダーカバーの塗装下地にかかります。
エンジンアンダーカバーは何日もかけて切った貼ったと錆取りをしてきました。その度に鉄肌露出部を錆止め塗料ペタペタと筆塗りしています。
錆穴をほじくって小さくボコボコ肌になったところも錆止め塗料で埋めてやれもあるのです。
なのでこんな塗り肌に...
筆ムラが一杯です。
このまま上塗りすると、木の皮肌みたいな塗装仕上げになりますよ。
それはそれなのかも知れませんが (いやいや駄目でしょう) 、水濡れしたときに水が溜まるような塗装肌はなるだけ無くしたいのです。
さらに、錆研磨する度に研磨錆の洗い流し汚れが錆止め塗装の上を汚してこんなことに...
ということで、こいつらを水研ぎ研磨してそこそこの肌にします。
しこしことアライグマモードです。ちまちまと研磨するのです。
えーと、翌日は雨天予報が出ているなー。
研磨して鉄端露出したままで雨天を迎えるのは嫌だなー。一度錆びた鉄は湿気で錆が発生するの早いしなー。
ってことで、最後に錆止め塗装することを考慮して水研ぎ中断です。実質、本日の水研ぎ作業のタイムアップです。
エンジンルーム面の8割がた砥いだかな?
今回は筆塗りではないですよ。ジンクスプレーを持ち出します。
水研ぎしたところをシューってやってこんな感じに...
ここで片付けをしながら乾燥を伺います。
このままだと次の水研ぎでジンク塗装の上を汚すよねー。
ジンク塗装の上は汚したくないんだよねー。
ってことで、ほどほどに乾燥した上にプラサフを拭きました。
本当はジンクコートの完全乾燥してからプラサフするべきなんだけど、そんな時間ないしね。まあー、今までの経験にてこのぐらい乾燥していたら大丈夫でっしゃろというタイミングでプラサフを吹き付けました。
以上でスバル弄り終了です。
しかし....
ホースの長さ調整のために車体下に潜り込んで、自分の背中より大きいアンダーカバーを片手で持ち上げて、もう片手はボルトを差し込んで回す。
そんなのを何回しただろう。それが疲れになったんでしょうねー。晩飯を食うときからの睡魔地獄ということですね。
たった、この程度のことで....
はあーっ、年寄りに確実に近づいていることを実感するのでした。
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