本日のスバル弄りは6時間でした。
6時間作業してますが進捗はたいしたことありません。
タッチアップした部品をコンパウンドで磨いて、またプチタッチアップして誤魔化して...
ハーネスクリップに保護ゴムを被せたり....
そんな作業が主体です。
それでも、エンジンフードとエアインテークダクトの取り付けに至りました。
いや、大物部品を取り付けたんだから進捗大有りと考えるのが前向きだよなー。
一昨日にタッチアップ補修したエンジンフードヒンジ左です。
もちろんタッチアップ塗装は硬化しているのですが.....
まったく動きません。よく固まってます。塗膜が硬化しているんですよ。
そうなんです動かないんです。
可動しないといけない部分が....
可動部の隙間に2液ウレタン塗料が入り込んで硬化しているってことです。
これはやり直し前提になりますよ。だって動かすっとことは硬化したウレタンを捻るってことです。
ウレタンが薄く残るように裂けたらいいのですが、割れるように剥がれるんよね。
ドライヤーで軽く炙ってウレタン樹脂が少しでも柔らかくならないかなーと期待します。
シリコングリスを隙間に流し込んで手首で微妙に振動を与えながら可動部を動かしていきました。
この「ヌチョ-ッ」って引き剥がしている感触が嫌だねー。とブツブツと念仏を唱えるんですよ。
なんとかかんとか可動部を動かせる状態にもってきました。
隙間でウレタン塗料が硬化していた部分は剥離してこうなりました。
「パッ」と見の表面部分が塗装剥げしなかったのがせめてもの救いと前向き思考でいきましょう。
でも、エンジンフードを閉じたとき、つまり車体の通常状態にて先の写真の状態になります。つまり「なんか変?」って気がついて寄ってみたらワックスカスみたいなのが隙間にあるような、いや塗装剥げが実はプチ主張しているじゃん。って状態ですよね。
はあーっ。ってなるんすよ。
ともかく現状にてコンパウンドで磨きたくってタッチアップ塗装が馴染んで下地がムラムラに透けないか確認です。
一番下地が透けて嫌だった部分ですよ。
この部分はこのぐらいでいいだろうと妥協しました。ここから先の完成度を高めるには私のテクでは塗装やり直しになります。塗装ガンを用いるのはちょっと控えますよ。
さてさて、あの隙間塗装剥げ部分です。
2液ウレタンはどうしても粘りがあるのと乾燥硬化時間が長いため隙間にタッチアップするのは不向きとあきらめます。
乾燥が速いやつで、それもサラリとしている塗料ってなると私の経験値ではラッカー塗料なのよ。
ラッカーって2液ウレタンと比較したらめっちゃ扱いやすいのよね。
この赤色と同色のラッカー塗料なんて持ってませんので、かなり昔にヤフオクでまとめて処分ってのを落札入手したラッカースプレーをほじくります。
あのフォークリフト用ラッカースプレーを落札入手しているときにその他にも混じっているのよね。
で、こいつです。
「TOYOTA聖誕紅」ってどんな車種の車体カラーなんでしょう。
でも塗装色で偉そうな漢字を用いて遠まわしに威厳を高めている表現のときって、クラウンとかセルシオとかの高級車のカラー名が多いよね。そういう赤色なのかなー。と無駄話を書いときます。
こいつを紙コップに取って、筆刺しでタッチアップです。
そりゃー色が違いますよ。
それでも、ゴマカシにはなります。
明るい太陽光線が当っている場所にて撮影です。
太陽直射光でこんな感じの違いだから、車体に付けたらわからないって。と、これぞ手抜きですな。(本当は2液ウレタンでこの隙間を塗りつぶせない自分の技術に悔しいのです)
次は、エンジンフードバッフルです。
前々回にハンダ貼り付けしたハーネスクリップに熱収縮チューブで保護ゴムを被せます。
熱収縮チューブを持ち出したので、作り途中のハーネスクリップにも同様処置しました。
さてさて、いよいよですよ。
エンジンフードに、エンジンフードヒンジとバッフルを組付けます。
そして車体にエンジンフードを取り付けました。
今までチリ合わをチマチマしてきたので、今回はなにもしなくてもすんなりいい位置に収まりました。
さあー問題箇所ですよ。
車体に取り付けた状態にてエンジンフードヒンジが妙ちくりんなアウラを醸していないかですよ。
まずは左側から...
うーん。うーん。厳密にいうと気になるところが....
って、ド素人がするんだよ。コンテスト車体とかじゃないんだよ。と、自分に言い聞かせます。
ってことで、これでいきます。
右側は....
うーん。もういいもん。一晩ブチブチと悔しがったらきっと気にならなくなるさ。
さあー、気分を変えましょう。
エアインテークの取り付けです。
重力に従って流れて水が溜まるところが車体との合わせ箇所になるというふざけた設計部品ですよ。もちろん車体合わせ部分にコーキングが必要なんですよ。
水が常時来る場所にコーキングってのもねーなんですけど、そんな設計なのよねー。このスバルってば....
前回の取り付けでは液体ガスケットを用いましたが、今回は水漏れ塞ぎといえばコレでしょという定番を使います。
キッチン周りの水漏れ補修につかうシリコンシーラントです。
ちなみに本当は車体補修用の水漏れ対策コーキングを使うべきですよ。
激貧だからね。こいつを選択しているだけですよ。
一番下になる位置、つまり水が溜まりやすい箇所はこってりと盛りました。
コーキングが少なくて後々に割れてくるよりは、コーキングが多くてはみ出しが汚いほうがいいだろうという判断です。
エアインテーク側も同様にしてます。
車体と合体してボルトを締め上げていきます。
ほらほら合わせ隙間からこってりとシーラントが溢れてきますよ。
溢れたシーラントをへらで調整してインテークダクトの取り付け完了です。
シリコンシーラントが硬化するまではここに触れる部品は取り付けたくないよね。
エアインテーク右側の雨樋の取り付けは見送ります。
さてさて....
リヤガラス水抜き穴パイプのドレンホースを今まで先延ばししてきました。
なにかドレンホースになるものがないかなーとガラクタをほじくります。
クラウンワゴンの主治医からもらっている、「廃棄するから欲しならあげるよ」シリーズに水系ホースがあるのよね。
サイズ的に使えるものはありました。
恐らく昭和時代の物体です。もちろん経年劣化でベトベト君です。触れると指がネチャネチャになるようなやつですよ。
カチカチではなく、めっちゃ柔らかいです。ついてはベトベトの加水分解を掃除してやればいけるんちゃう?って、この発想が間違っているんだろうと思いますが....
生活苦なんですから、あるもの使えるもので吐き出しが少しでも減るのなら採用キャンペーン発動です。
エンジンコンディショナーで掃除してペトペト退散してもらいました。
一晩放置して硬化するとか変色するとかを確認することにします。
それが大丈夫そうなら、アーマーオールで磨いてから採用になります。
このホースを取り付けるのに、あのハーネスクリップを用いるのですが、収縮チューブ先端の口が開いたままです。
接着剤で塞ぎましょう。
って、これだの作業にけっこうな時間がかかってますよ。
エンジンフードバッフルにハーネスを仮付けしてみて、車体からの引き込みケーブル取り回しをイメージしてみます。
多分、雨樋と干渉するんだろうなー。と、ちょっと幻滅します。
そうそう、バッフルに取り付けてケーブルクリップも同様に保護ゴム先端処置します。
とかとていたら地域放送が流れました。夕方5時の放送ですよ。
5時を回って作業していたら自粛警察が文句いいにくるかも知れません。
ってことでここで後片付けとしました。
本日最後の車体風体です。
1ヶ月前の状態に戻ったってところかな?
エンジンルームり水漏れ対策で遠回りしているってことだよなー。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます