当方が洗濯機をインチキ修理した内容なのですが、ここでお約束です。
この内容を真似しても絶対に直る保証は一切ありません。
また、なんらかの被害が出たとしても当方は一切の責任を負いません。
真似をされる方、参考情報にされる方は、各人の自己責任において作業されてください。
尚、本来であれば、メーカーサービスマンにて出張修理してもらう内容です。
以上のことをご承知の上で、私のくだらないブログを読んでください。
今日は天気が良かったので、スバル君の錆びとり作業の予定だったのだけど、突然の洗濯機修理仕事が発生した。その内容です。
朝に目が覚めて、ムニャムニャと朝飯を食う。日曜日で嫁さんがいるもんだからダラダラとしている私。
これではいかん。目覚めた時は雨降りだったが朝飯食っている間に晴れてきたので、予定どおり、スバルの部品にサンドブラストしようかと....
でも、まだまだ気分がだらけているので、気合を入れるべき、水風呂ならぬ、水シャワーを浴びることに。
「冷たーっ」って、体が引き締まって、やる気が出てきた。
脱衣所に出てみると、何やら足元が濡れている。
私の足が濡れていたわけではないよ。だって脱衣所を汚したくないから風呂場で足を良くフキフキしますから。
ともかく、「あれっ?なんで濡れているの?」ってよーく確認したら....
脱衣所に置いている洗濯機から水漏れです。洗濯機はもちろん仕事中です。
ともかく、私の体を拭き取る予定だったバスタオルを洗濯機の下へINです。
「フリチン」のまま脱衣所を出て嫁さんのもとへ。
嫁さんにフリチンを見せつけながら、「洗濯機が水漏れしてる。タオルをもって来い。」って呼び出しです。
とぼけた嫁さんとタオルを持って洗濯機へ。
この間、まだ洗濯機は仕事中です。
洗濯機の回りをまず拭いてみて、勢いよく水が漏れているのかを確認です。
すると、水がズンズンと染み出る感じではありません。
つまり排水ドレンが破けたとか、給水ホースが抜けたとかではなさそうです。
「ザブザブ」と水漏れしているわけではないのがわかったので、周りにバスタオルを敷き詰めたまま、現在の洗濯機の仕事を続行です。ともかく洗濯機に入っている物の洗濯を完了終了させることにしました。
さて、このシャープ製の洗濯機ですが、すでに18年ぐらいになるかな?世間的には寿命といわれてもいい代物です。
今日に至るまでに、私が2回素人修理しています。
過去の修理その1
給水口周辺から、給水機構のスポンジ劣化による水漏れ。スポンジを素人インチキ交換修理
過去の修理その2
脱水時に回らない時があり、ベルトスリップだったのでベルトの張り直し。
と、作業しています。
さて今回の水漏れですが....
水漏れが少量なことより次のように推測です。
推測1)排水ドレンがらみで接続部分劣化による水の染みだし
推測2)以前にインチキ修理した給水機構のスポンジ劣化
推論3)排水クラッチ辺りの弁摩耗による水漏れ
さて、どれでしょうねー。
まずは洗濯機を引きずり出しました。
簡単に拭き取りできない洗濯機底部分の床はこんなことになってました。数年分のホコリ堆積に水が染み通った状態です。
洗濯機全体を目視確認です。
「ああっ、背面が上から濡れている。」ということで、推論2が確定しました。
さらにこの状態で注水テストをして、過去の修理を思い出して、推論2なら「注ぎ口以外から水がもれていたはず」と、症状確認です。
はい、注ぎ口の横から水が漏れるのを確認しました。
以前にインチキ修理したスポンジが劣化したのでしょう。あのインチキ修理からすでに10年以上経っています。よくぞ今まで大丈夫だったものです。
それよりなにより、メーカー新品状態より、私がインチキ修理した方が長持ちしているという方がある意味おかしいです。
昔の記憶を思い出しつつ、天井を分解です。
問題のスポンジ部分が出てきました。あきらかにスポンジ劣化しています。
ちなみに、この文章内で便宜上、ここの給水機構部分を仮にプール部分と記します。
プールの横側面に吸水口があり、そこから勢いよくプールに水が入り、洗濯槽側に開いているダムのような傾斜から、平べったくジョボジョボと水が落ちるようになってます。
ホースから出てくる水を平べったくジョボジョボするための場所ということです。
しかし、このプール部分には蓋がないのです。そのまま水を通すと、横から勢いよく入った水が、中央の壁にぶち当たり、噴水のように上に吹き上がるのです。そして吹き上がった水がしぶきとなってプールの外へ飛び出して、それが水漏れとして洗濯機下へこぼれていくのです。
メーカー出荷時にてプールにふたが無く、その位置にスポンジ状のフィルターのようなものが入ってました。スポンジの中に噴射されるので上に吹き上がることもなく、おとなしく洗濯槽へ水が出ていく設計なんだろうと思います。
最初にインチキ修理した時は、このスポンジが経年劣化でボロボロになっており大半が触れば砕けてなくなるという状態になってました。
つまりスポンジ部分をメーカーから部品取り寄せして交換すればいいだけなのですが....
もちろんメーカーお客様相談室等で部品が欲しいと相談したのですが、個人様には給水アダプター関連の部品以外は販売できないといって断られているのです。
遠い昔の記憶なのてあいまいですが、「水を扱う電気製品で素人が修理すると漏電の危険がともなう、ついては素人さんが修理しないように素人さんには部品を販売しない。部品が欲しければ、電気屋さんに相談された上で、電気屋さんで部品番号を調べられて部品番号指定の上で電気屋さん経由で入手してください。」といった感じだったと思います。
でもねー、電気屋さんに相談すると、電気屋さんも現物の取付けられている状態をみないと部品わからないでしょ。電気屋を呼んだら出張費がかかるわけで、実質メーカーの出張修理と同じわけですよ。
「ならば、スボンジをでっちあげて詰めたらいいんじゃねー。」というのが素人の私の考えでそれを実行し、今日まで水漏れトラブルがなかったのでした。
(この辺りは自動車の廃番部品の対策修理と同じ考えです)
さて、以前に突っ込んだスポンジを取り外して、新しいスポンジをハサミでチョキチョキして作成です。
使用するスポンジは、台所で使う食器を洗う時に使うやつね。こいつが意外に水に強いのと、固さの違うスポンジが組み合わさっているので、突然の水の水圧調整にもグーなのです。
さらに、今回はこのスポンジの上に簡単な蓋を設置して、スポンジの上に水が吹き出さないように考えました。
そこで登場するのが各種食品トレーです。
ええ、私が夕方に近所のスーパーを徘徊して、半額でゲットしてきた食材が入っていた梱包容器ですね。
そして、今回に白羽の矢が刺さったのが、生餃子のトレーです。
これをキッチンハサミでチョキチョキ。
そして、スポンジの上にかぶせてみました。
おおっ。我ながらいい感じです。
さて、この状態で、つまり天井カバーをつけないで給水テストです。
洗濯スタートを押すと、おおっ。いい感じで洗濯槽に水が行くではないですか?
ちょっと溜めて、排水です。その間に排水ドレンを確認するが特にトラブルなさそう。
これで上側の対策は完了です。上カバーを取り付けます。
修理終了だと思いますが、念のために洗濯機背面カバーを開けて、排水ドレン周辺を確認です。
よーくドレン周辺を拭き取っておきます。かつ、ベルトを指で押して張りの確認もしておきました。
さて、いよいよ仮想洗濯テストです。
選択物が無い状態。つまり空状態で、自動モードで洗濯スタート。
ジョボジョボと水が入っていきます。水が入る途中で洗濯槽が回転しだした。ちょっとびっくりしました。
嫁さんに確認したら「洗濯物の重さ計測のために、少し水が入った状態で回転する」とのことでした。そうか、全自動だとそんな動作するのかー。水をある程度いれないと洗濯物の偏りが取れないからなんやな。と私はちょっと感心した次第。
そのまま5分ほど濯ぎをしました。そこでストップして脱水処理へ。
水が排出されたら、「ピーッピッ」ってエラーストップ。
また嫁さんを呼んでエラーストップの内容を確認。
「指を巻きこんだりしないように、蓋をしないと脱水回転しないようになっているのよ。水抜きだけしてストップしているのよね。」とのことでした。
ここまでの作業でコンセントを抜いて、洗濯機下を徹底確認です。
先ほど拭き取ったドレン周辺も確認。とくに水漏れは見つからずでした。
ではと、全部を組み立てて、所定の位置へ洗濯機を戻して、これで素人インチキ修理完成としました。
念のために、嫁さんに洗濯をさせました。そう、床を拭き取ったバスタオル達を投入です。
そのまま全自動洗濯して、なにごともなく終了。もちろん水漏れも止まってました。
嫁さんの中では「もう古いので新しい洗濯機が欲しい」の希望があったそうです。
そういう意味では、「修理できて嬉しいのだけどちょっと微妙だなー」とのことでした。
えーと。めでたしめでたしでいいよね?
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