二日分のオーディオネタになります。
18日前にPCオーディオになるのか?と、TASCAM US-122L ってオーディオインターフェースで遊びました。
その時のブログは次のところです。
2019年2月22日のブログ
https://blog.goo.ne.jp/nagan_k/e/4560aacbb611e6796d628b8c50104565
で、PCオーディオのやり方はわかったつもりになりまして、世間でこれだけPCオーディオが流行りだしているし、PCオーディオはCDデッキで音を聞くより良い的なことがあちこちからありましたし...
まあー、激貧の私でも興味があるわけです。
それがきっかけでヤフオクや、ヤフーショッピング、XX電気とかのパーツ屋の販売ページ等を物色しまして....
なるぼと、USB-DACに特化すれば1万円以内で買えるのね。ということに気づきます。
でもね、激貧家庭なので、どんな音がするのか、たとえば5000円投下して満足するような音が出るのか?もし満足しなかったら多分使わないで放置プレーになるぞ。そんなのを嫁が許してくれるわけありません。
それでもねー、やっぱり欲しいよねー。
これだけ世間が騒ぐのだからヤフオクで中古流通があってもいいのに....
と、しばし物色しまして...それでも、なんかしょぼそうなやつでも3000円ぐらいで落札されていくみたいで...
それに送料がいくらかかかるでしょ。
うーん。得体のしれんやつに3000円も出すのわなー。とウジウジしていたら...
はあーっ。こんなのを落札してしまいました。
FX-AUDIO FX-02J+ という機種です。
NFJというところが販売している代物で、ヤフーショップに新品価格がありました。(2019年3月11日現在確認)
https://store.shopping.yahoo.co.jp/nfj/h129.html?__ysp=RlgtQVVESU8gRlgtMDJK
これでスペックがわかりまして、フムフム、いろんなウンチクがありますが、
「ハイエンドオーディオ用DAC WM8741搭載」
という文言に反応しました。
えーと、間違っていたらすみません。私の記憶では Pioneer PD-D9 というCDデッキに搭載されていたようなうろ覚えです。
Pioneer PD-D9 の音は聴いたことがありまして、ヤマハビューティー系の音に近い感じで、それより高音がちょっとまろやかになっていたようで、少し反応していたのです。
それ系統の音がしたらいいなと興味津々ってことで、根本のDACが同一なら少し期待してみようだったのです。
新品で送料別4480円なのなら、ヤフオク中古なら送料込でXXXXぐらいまで入札してやれ。です。
そして落札してしまったということです。
ちなみに、散財金額は、送料込で2610円でした。
さてさて....
このDACですが小さいのです。オーディオってごつくて重たいやつがいいという古い人間の私には、こんなので大丈夫かよ。って感じるのです。
接続端子は金メッキのものが使われてます。
で、この端子を持って揺すると動くのですよ。基盤がシャーシに固定されているのではなさそうです。
ボティーに記されているウンチクはこんなのです。
中古品です。出品者は返品OKでヤフオクに出してました。
返品不可ではないのなら、動作確認だけサクサクとすましておきましょう。
いつものポンコツPCを持ち出します。WinXpですよ。Pentium4ですよ。ASUSの自作くさいデスクトップノートってやつです。
難しいことを考えずに背面のUSBポートに繋いだ。
いきなりこんなのが出た。
おいおいおい。
なにもUSB機器は繋いでいないところに、このDACをプッさしたらいきなりコレかよ。
つまり電気容量が足りません。このDACをそのままでは使えません。って、どれだけ電気食うんだよ。
電気が足りないなら、あの手ですよね。
セルフパワー(ACアダプタ等で電気供給タイプ)のUSBハブですよ。
でも、私はUSB1.1のUSBハブしかもってません。
あらよって繋いだら
あちゃー、同じだよ。
USB1.1だったら1ポートあたりの電源容量がしょぼいからねー。くそまじめにしょぼい電力をこのUSBハブは個々のポートに律儀に出力しているのだろうか?他のポートが空いていたら1ポートにACアダプタ分の電気が流れるかとおもったんだけどなー。
このままじゃダメだよー。って、USBハブをあきらめて、ノートPCのUSBポートを順番に差し替えていきます。
そうしたら1ポートだけ認識しました。
つまり、このDACは電気食い確定です。そんなのがかろうじて認識したのだからDACに取って電気が乏しいことには違いありません。ってことは音に期待できませんね。
まあー動作確認だからねー。このまま続投です。
「VIA USB AUDIO」として認識されました。
ひとつ「iAP interface」というのがドライバーが当たりませんでした。
が、とりあえずの音出しなのでこいつは無視していきましょう。(これはネットからドライバをいれて最終的には解決しました。音の話とは関係ないのでここには書きませぬ)
***** 2019年3月12日11時15分ごろに追記(ここから) *****
ブログ書いてまだ半日もたっていないというのに質問があったので追記します。
「iAP interface」のドライバをどうやって入手したのかについてです。
汎用のチップから派生している機器なので、派生元の汎用ドライバーと置き換えという手法を用います。
「Zadig」というソフトで汎用ドライバーとのマッチングをしてインストールできます。
「Zadig」についてはネットでぐぐってください。ダウンロード先サイトや使い方が出てきます。
尚、Zadigで汎用ドライバに置き換えについても、真の的確ドライバーではないはずなので応用ということになります。
***** 2019年3月12日11時15分ごろに追記(ここまで) *****
foobar2000から音出しします。
WindowsXP標準のダイレクトサウンドで音出しOKです。すごくつまらない音です。
ASIO4ALLを仕込んでASIO経由で音出しです。なんとかオーディオめいた音になりました。が、ものすごく不満です。
ASIO4LLのバッファを弄ってみて、なんとマックスからちょっとでも少なくすると音が変化することが発覚です。
つまり、このクソPCだと処理が追いつかんということですな。
「パッ」と聞いた感じは十分オーディオライクの音です。が、低音が不満すぎ。高音が雑すぎです。そもそも微妙なノイズが全体に乗ってます。間違いなく正常な音ではありません。こんな音を聴いて世間がどうこというはずないです。
もしかして?中古だから前オーナーが改造してたりしておかしくなっているとかあるのかな?と分解です。
はい。ボティーの変態ネジですが、しっかり前オーナー様が六角穴をなめておられます。つまり分解されていること確定です。
まあー、気にするな音は鳴ったから壊れてはいないはずだ。
基盤はシャーシに固定されていません。ケースの溝に差し込んであるだけでした。だからケースの遊び分だけ、接続端子を持って揺すると動くのね。
しかし小さいのう。
NFJさんの商品ページウンチクの部品が搭載されているか目視確認です。
物理的な改造はされていなさそう。
オリジナルから交換可能部品としてオペアンプがソケット化されています。つまりオペアンプに変なものとかとりつけられていないかの確認ですが...
メーカ出荷時の「NE5532P」と「TL072」が搭載されておりました。
ということで、これがオリジナルということで...
まあー、電源が足りていないことは明白なので別の手を...
メインで使用しているPCへ繋いでみます。
メイン機は自作機です。Windows7-64ビット、Core2QUAD、メモリ8Gです。
それで音出ししてみます。ソフトは同じくfoobar2000にて、Win7なのでWASAPIとASIO4ALLそれぞれで試します。
WASAPIはもちろん排他モードです。サウンドの設定は、16ビット44100、24ビット96000と試します。
foobar2000のバッファ設定は音を優先したいので難しいこと考えずにマックスにしてやって、outpusの出力形式も16ビット、24ビットと試します。
へなちょこノートよりは電源がマシなのか、低音が締まりました。高音も伸びました。が....
まだまだ不満すぎです。こんなものではないでしょう。
もう私の中では、電源容量ばかりが気になります。
きっとこのUSB-DACに電気が足りていないと思うんです。
くそー、しっかりしたUSBハブで電気足してやりたいぞー...
って、ことで買っちゃいました。
昨日にこいつが到着です。
追加散財1900円です。
BUFFALO BSH7AE03WH というUSB2.0のセルフパワーUSBハブです。
供給電力 7ポート合計3850mA以内 とあります。これなら電気足りないとはいわんでしょ。
早速、メインPCに、このUSBハブを繋いで、その先にDACを繋ぎます。もちろんUSBハブにACアダプタつけて電源供給ですよ。
出てきた音は別物です。激変しました。
そうそう。これだよ。とウンウンとうなづける音が出たのです。
やっと、メリハリ感を感じ取れる、朗々系の音が出現です。
低音がモリモリになりました。なにやら高音もキラキラの気配がでてきました。
これは真面目に音がどうなんよ。と聴く気になりましたよ。
そうそう。30分ほど音出ししたタイミングで気づいたことがあるのです。
音の聴き比べで、CDデッキへとケーブルの抜き差しするのですが、そのタイミングでこのUSB-DACを触ります。
このUSBハブに繋ぐまではアルミの冷たい肌だったのが、なんと微妙にあったかいのです。
今までの金属めっちゃ冷たいではなく、微妙にあったかいのです。
つまり発熱しておられる。それって、やっと電力が足りたってことじゃないかしらん?
ここで、今回用いたオーディオです。以前のTASCAM US-122L を試したときと一緒です。
テスト環境として...
アンプ ONKYO A-919
スピーカーメイン DENON SC-5000
スピーカ増設ツイーター Pioneerのリボンツイーター型番忘れた
これに繋いでいきます。
音比較としてのCDデッキは、YAMAHA CDX-2200 です。
アンプへの接続口とケーブルも同一にします。つまりCDデッキ側のRCAプラグを抜き差ししてUSB-DACを繋ぐです。こうすることで条件は一緒でしょ。
適当に転がっているUSBケーブルもとっかえひっかえしてみました。
その結果ですが....
朗々と音を奏でます。どこの音が強いという感じはなくまんべんなく音を紡いでます。
全体的に音が綺麗、すごく滑らかな音の粒が流れている感じです。
中音域の音が繊細に感じます。中域の音切れと立ち上がりがくっきりかっちりで音像をしっかり結びます。
低音の立ち上がりがどんくさい?そして音切れが少し余韻がある?結果としてモリモリ元気感を感じるがバスドラの存在が遠くなっているような。
で、私の気に入らないやつは、高音域です。
こいつってまさか高音をカットしてたりしないよな。明らかに高音が不足している。
高音が不満なので煌びやかさがない、全体のまろやかさもない。ソプラノボイスの言霊なんてまったくない。
それどころが、高音域にうっすらとモヤがかかっているのかという気さえしてきた。
で、メタルを聴いて気づくのです。激しくドラムをたたいているときの音に、今まで聞いたことのない音が出現です。
おおおおっっっ。これがPCオーディオにしたら新たな音が増えるぞ。というやつか?と身を乗り出して聞き耳を立てましたよ。
よーく聞くまでもなく、これってノイズじゃね...
「ん--------------------------------------------」ってものすごく小さい音で高音域に存在します。
それも低音が激しくなると、どうも一緒に揺れるというか、超高速で「ん・ん・ん・んんん-------------」って感じで聴こえるんす。
この音に気づいたら最後でした。どの音源を再生しても、高音域がなんかおかしいのは、このノイズが音を濁らしているということに....
ちなみに、嫁と後輩にも聴いてもらいました。どちらもノイズはわからないとのこと。どうも私だけが聞こえているらしい。ノイローゼになっているんちゃうかと言われてしまった。
それでも、嫁も後輩も、空気感がまったくない。高音が不足というのは同意です。低音はヤマハと比較したら論外という結論へ。
くそー、PCオーディオってこんなもんなん?この程度なん?
ってことで、私はまだまだPCオーディオへ移行できません。
ヤマハのCDデッキが健在な限り、自分の中で良い音と思う器材を使うはずなので、まだまだPCオーディオではないということです。
これってねー。
もしかしてだけどオペアンプがノイズ出したりしているというオチがある?
諸先輩方、PCオーディオに詳しい方、なにかアドバイスがありましたら無知な私に教えてください。
音が滑らかなのはDACの力だと思うのよね。音的には繊細な仕事しているように感じ取れたのよ。
高音と低音の両極端がおかしいと感じるのと、高音域のノイズです。なので、なんとなくDACから出てきた音を増幅するオペアンプを疑うのですが...
もしやの、いろんなオペアンプをとっかえひっかえして、というのは激貧家庭では許されません。ついては、このPCオーディオってこの程度のものという認識で止めておけってことになりそう。
でも気になるのよ。世間ではPCオーディオは音が良いっていうし、比較対象の私の貧乏オーディオに世間がいうPCオーディオが及ばないとは思えないのよね。
うーんうーん。やっぱりオペアンプに手を出すのかなー。
誰かオペアンプ余ってない?または私のところに持ってきて一緒に遊ばない?
っていうか、本当に良い音がでているという方のPCオーディオを聴いてみたいなー。
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