葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

加速しても無理。

2008-11-05 08:12:35 | 雑感
 私は通勤を始めとして、外出は基本的に徒歩か自転車です。

 で、通勤途上に、信号の無い交差点がありまして。
 道幅が広くて、車はそこそこスピードを出せるのですが、カーブになっているので、見通しが中途半端に良いと言うか、悪いと言うか。

 その交差点で車とハチ合うと、かなり高い確率で、私も車も何となく停止して、お見合いになってしまいます。
 住宅街の中で、もっと見通しの悪い交差点などでは、自転車など意に介さずに走り抜けてくださるドライバーも結構いらっしゃるというのに、この交差点では何故か、お見合いになります。

 たぶん、中途半端な見通しの良さのせいで、早くから私の自転車を確認できるからだと思われます。
 ところが実際には、車がそのまま交差点を通過しても、余裕で私の目前を通り過ぎるようなタイミングなのです。
 そう、私が乗っているのがバイクならともかく、自転車では、(特に私が乗っているような安物では)どんなに加速しても、車の前に出るのは不可能でしょう。
 恐らくドライバーは、私が乗った自転車を視認した時点で、相手が「自分と同じスピードで交差点に入ってきている」と思われているのではないでしょうか。

 やはり人間は、ついつい自分の立場だけで感じて、考えてしまうものなのでしょう。
 ある意味この交差点は、「交通事故の起こりにくい交差点」なのかもしれません。

 でも、ここでお見合いになる人が多ければ、その度に「ああもうっ、早く通過してくれよ」とか思ったりして、その苛々のせいで、運転が乱暴になったりしてたら、ヤブヘビですねえ。

 ※この記事は、別のブログから転載しました。カテゴリー改訂「引っ越してきた記事」参照。

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