Cassis*Campari

幸せは途切れながらも 続くのです・・

積木くずしと私の真相

2005-09-03 16:04:03 | TV・映画・音楽
なんとも複雑なドラマだったなぁ。

私は「積木くずし」というものを知らなかった。
この本が出版された年くらいに生まれたし。
だけど、昨日ドラマを見たら、「積木くずし」は親のエゴと取られても仕方ないような内容だった。
子どもにとってはあれは裏切りでしょ。
著者はお父さんかもしれないけど、家族のこと、しかも娘さんを題材にしてるんだから、
その辺の了承は得るべきだったと思うけどなぁ。
本が出版される前より、出版された後の方が辛かったんじゃないかなぁと思う。

あの本も、親御さんも、娘さんの中には触れてなかった。
非行の原因が何なのか、突き止めようとしなかった。
だったら、親御さんはなんで娘さんの非行を止めたかったんだろう。
病弱だから体を気遣って?世間体って感じではなかったけど・・。
大事な自分の子どもだからって言うんなら、ちゃんと娘さんの中まで知るべきだったと思う。
外側が変わってきたから、そこで安心して、奥の奥まで気付かなかったんだろうなぁ。
やっぱり話さないと伝わらないことの方が多いのかな・・。

本人じゃないからわかんないけど、
今回だってこんな風に世間に真相が知れわたるのを望んでたのかなぁ・・・。
真相とか言っても、結局親目線なわけだし。
ま、後半を見ないとなんとも言えないかな。

でもさ、娘さんは、自分を押し殺してまでも親の不仲とかを気遣ってたのに、
親が一番協力し合ってた時期が非行に走ってた時、なんて皮肉だよね・・・。
「一番いて欲しい時にいない」って言ってたけど、そういうタイミングってホント難しいよね。
ほんの少し、1分でも1秒でもズレたらいけないんだよね。
そのズレがどんどん大きくなって、最後には取り返しのつかないことになるってのも少なくないし。

実際、私にもこのズレはあったと思う。
中学の時かな?
反抗期とかあって結構不安定だったと思う。
でも、忙しすぎて、周りも自分自身も気付いてなかった(笑)
朝起きて、学校行って、部活して、塾行って、帰って寝る。
家は寝に帰ってたようなもんだったし。
このころの家族の記憶ってほとんどないかも。

で、高校生になって、急に暇になってなんか抜けたようになった。
うつ状態みたいになって、結構辛かったなぁ。
友達はいるんだけど、なんかモヤモヤしてるっていうか。
なんか独りのような気がしてた。
そんなのがつい2,3年前まで続いたかな。
一時期よくなったと思ってたけど、軽くなったくらいだった。
私が非行とか自殺とかに至らなかったのは、ただ単に勇気がなかっただけかもしれない。
・・・そんなの勇気って言わないか。

でも、私の場合は、ヤなこととかあったときは、いてほしくなかったかな。
独りになりたかったから。
親とか友達の前でつまんない顔してたらいけないし。
だって雰囲気悪くなるでしょ?
それが嫌で。私のせいでそんな風になるの嫌だし。

今は大丈夫みたい。年に数回くるかこないかだし。
そう考えるとよくなったなぁ。
でも、最近寂しいとか思っちゃう
前はそんなに感じなかったけど、一人でいるとなんか寂しい。
かと言って、親が何日も家にいると、ちょっとうっとうしいかも(笑)


あーっ!やっぱり重くなっちゃったなぁ!
かと言って、おもしろおかしくするわけにはいかないし・・。
うーん、しかも、長いっ!
コメント (1)
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