四日目にして

昨日、深夜枠であってた『福耳』を見た。
年末年始にかけて各局競ってるかのように深夜に映画が組んであって、
ずっと見たかったんだけど見れてなくって昨日やっとという感じで。

クドカン主演の映画でベタなコメディータッチなんだけど、それを普通に演じてる感じが良くって。
教訓も入り混じってるんだけど、かといって押し付けがましさがなくって。
そして何よりいい台詞がかなり飛び交ってた。

「先が見えるとやる気がなくなり、先が見えないと不安になる」

よく言った、クドカン！（笑）
それが言いたかったのだというような、悩める若者を代表するかのような台詞。
そしてそれに答えるかのごとく置かれた台詞がこれ。

「人生とは風のように見えないものを信じる勇気が必要なんだ」

よく言った、田中邦衛！（笑）
まるで独り言のように言い残した台詞。
まさか二度も感銘を受けるとは思っていなかった。


わたしは一体大学時代に何を学んだんだと叱咤したくなった。
目に見えないも、それが専門分野じゃなかったのか（注：心霊じゃないよ）
目に見えるものがすべてではない。それはすでに染み付いている。
でも、それが反って縛り付けていたのかもしれない。


えー、こほん。
ここで全く関係ないけど締めの一言を。

心理学を学んでるからって、人の心がわかると思うなよっ！