今回の旅のメイン、美ら海水族館へ
壮大な迫力に圧倒された。
■沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)とは、
沖縄県国頭郡本部町字石川の海洋博公園内にある水族館。
「チュらうみ」とは「清[きよ]ら(しい)海」の沖縄弁であり、「美」ら海の文字をあてることもある。
大水槽を泳ぐジンベエザメや、イルカショーが人気で、沖縄島の著名な観光地となっている。
2005年にアメリカのジョージア水族館が開館されるまでは世界最大の水族館であった
(現在でも世界で2番目の大きさを誇っている)。
水族館内には水量7,500㎥の世界最大級【注①】の大水槽『黒潮の海』を設置するほか、総展示槽数は77槽。
「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー(沖縄の方言で珊瑚礁の縁の浅瀬のこと)、
珊瑚礁、黒潮の海、深海と様々な海の生物を紹介している。
なかでも世界で初めて長期飼育に成功したジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)が
人気の展示となっており、ジンベエザメは水族館のキャラクターともなっている。
また、「サメ博士の部屋」では、サメについての様々な知識を学ぶことができる他、
併設されている「危険ザメの海」水槽には、沖縄近海にも生息する危険ザメの一種である
オオメジロザメやイタチザメなどのサメ数種類も飼育されている。2008年7月末の飼育数は740種21,000点。
また、隣接施設として入場無料の「イルカラグーン」「オキちゃん劇場」(イルカショー)【注②】
「いるかスタジオ」「ウミガメ館」【注④】「海の保育園」「マナティー館」【注③】がある。
正式には沖縄美ら海水族館とは別施設であるが、この項で取り上げる。
【注①】世界最大級の水槽
水族館の1階から2階を貫く「黒潮の海」水槽は、長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500㎥で
世界でも有数の大きさを誇る。
観客と大水槽を隔てるアクリルパネルは高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、パネル総重量は135トンあり
2007年現在ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルとなっている[1]。
この「黒潮の海」水槽には、ジンベエザメをはじめとする大型のサメやエイなどが回遊し、
来館者の視界いっぱいに水槽が広がる雄大な光景を見せている。
ジン2ベエザメは餌を採る際に口を水面に向け垂直の姿勢をとるが、
成熟すれば全長9メートルに達するといわれるジンベエザメの尾が水底をこすらないように
水槽の深さは10mとされたのである。 この大水槽では給餌解説が行われるほか、
上部から水槽を観察する「黒潮探検(水上観覧コース)」(定員制)や
水槽に隣接したカフェ「オーシャンブルー」などもあり、美ら海水族館のハイライトとなっている。
【注②】 オキちゃん劇場・イルカラグーン・いるかスタジオ
美ら海水族館のオキゴンドウ無料施設で、バンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカ、
ミナミバンドウイルカのショーや飼育を見学することができる。
2005年に病気で尾びれの大半を失ったバンドウイルカの「フジ」が人工の尾びれを付け
ショーに復活したことが話題となったほか、岩貞るみこによって『もういちど宙へ』
のタイトルで書籍化され、2007年にこれを原作として映画『ドルフィンブルー
~フジもういちど宙へ~』が製作された。2007年4月現在、
水族館公認のイルカ飼育チームのウェブサイトが公開されている。
【注③】 マナティー館
メキシコ合衆国大統領から贈られたマナティーが飼育・展示されている。
1978年に贈られたオスの「ユカタン」、1997年に贈られたメスの「マヤ」、
オスの「琉」の3頭の他、マナティー館で生まれたメスの「ユマ」(ユカタンとマヤの子)がいる(2007年現在)。
【注④】 ウミガメ館
タイマイ、アオウミガメ、アカウミガメ、クロウミガメ、ヒメウミガメの5種類のウミガメを飼育・展示している。
壮大な迫力に圧倒された。
■沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)とは、
沖縄県国頭郡本部町字石川の海洋博公園内にある水族館。
「チュらうみ」とは「清[きよ]ら(しい)海」の沖縄弁であり、「美」ら海の文字をあてることもある。
大水槽を泳ぐジンベエザメや、イルカショーが人気で、沖縄島の著名な観光地となっている。
2005年にアメリカのジョージア水族館が開館されるまでは世界最大の水族館であった
(現在でも世界で2番目の大きさを誇っている)。
水族館内には水量7,500㎥の世界最大級【注①】の大水槽『黒潮の海』を設置するほか、総展示槽数は77槽。
「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー(沖縄の方言で珊瑚礁の縁の浅瀬のこと)、
珊瑚礁、黒潮の海、深海と様々な海の生物を紹介している。
なかでも世界で初めて長期飼育に成功したジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)が
人気の展示となっており、ジンベエザメは水族館のキャラクターともなっている。
また、「サメ博士の部屋」では、サメについての様々な知識を学ぶことができる他、
併設されている「危険ザメの海」水槽には、沖縄近海にも生息する危険ザメの一種である
オオメジロザメやイタチザメなどのサメ数種類も飼育されている。2008年7月末の飼育数は740種21,000点。
また、隣接施設として入場無料の「イルカラグーン」「オキちゃん劇場」(イルカショー)【注②】
「いるかスタジオ」「ウミガメ館」【注④】「海の保育園」「マナティー館」【注③】がある。
正式には沖縄美ら海水族館とは別施設であるが、この項で取り上げる。
【注①】世界最大級の水槽
水族館の1階から2階を貫く「黒潮の海」水槽は、長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500㎥で
世界でも有数の大きさを誇る。
観客と大水槽を隔てるアクリルパネルは高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、パネル総重量は135トンあり
2007年現在ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルとなっている[1]。
この「黒潮の海」水槽には、ジンベエザメをはじめとする大型のサメやエイなどが回遊し、
来館者の視界いっぱいに水槽が広がる雄大な光景を見せている。
ジン2ベエザメは餌を採る際に口を水面に向け垂直の姿勢をとるが、
成熟すれば全長9メートルに達するといわれるジンベエザメの尾が水底をこすらないように
水槽の深さは10mとされたのである。 この大水槽では給餌解説が行われるほか、
上部から水槽を観察する「黒潮探検(水上観覧コース)」(定員制)や
水槽に隣接したカフェ「オーシャンブルー」などもあり、美ら海水族館のハイライトとなっている。
【注②】 オキちゃん劇場・イルカラグーン・いるかスタジオ
美ら海水族館のオキゴンドウ無料施設で、バンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカ、
ミナミバンドウイルカのショーや飼育を見学することができる。
2005年に病気で尾びれの大半を失ったバンドウイルカの「フジ」が人工の尾びれを付け
ショーに復活したことが話題となったほか、岩貞るみこによって『もういちど宙へ』
のタイトルで書籍化され、2007年にこれを原作として映画『ドルフィンブルー
~フジもういちど宙へ~』が製作された。2007年4月現在、
水族館公認のイルカ飼育チームのウェブサイトが公開されている。
【注③】 マナティー館
メキシコ合衆国大統領から贈られたマナティーが飼育・展示されている。
1978年に贈られたオスの「ユカタン」、1997年に贈られたメスの「マヤ」、
オスの「琉」の3頭の他、マナティー館で生まれたメスの「ユマ」(ユカタンとマヤの子)がいる(2007年現在)。
【注④】 ウミガメ館
タイマイ、アオウミガメ、アカウミガメ、クロウミガメ、ヒメウミガメの5種類のウミガメを飼育・展示している。