中山ミシンのブログ

高知のミシン屋です。どうぞよろしく〜(´∇`)

決断

2019-04-08 21:12:57 | 自分の事・身体の事
闘病記を書いてたのが中断していましたが再開しようと思います。

「がん」って診断されたら、何で私が?って誰しも思う事だと思います。
私もそうでしたが、2つある腎臓と尿管は仕方ないと思っても、ひとつしかない膀胱についてはかなり悩みました。

膀胱を全摘すると当然ながらオシッコを溜める臓器が無くなるので、代わりとなる袋(ストーマ)を着けないといけなくなります。

病院にはそういう手術を受けた人達のフォローをする専門看護師さんがおられます。
「私達がフォローして行くから」とか「手術しても皆さん社会復帰されてて、何も変わらない日々を送ってるよ」って言ってくれたりもしましたが、その時は響いては来ませんでした。

自分でも色々調べたりして、全摘した方がいいってその時は思っても、次の瞬間また悩んでる自分がいました。

けどいっぱいいっぱい話を聞いてくれた周りの人達のおかげで決断する事が出来ました。

膀胱が無くなっても私には変わらないって言ってくれた人。
将来の夢があるんでしょって言ってくれた人。
自分のせいじゃない。いつ誰がどうなるかなんてわからないって言ってくれた人。

そうよね。逆の立場で考えてたらわかるはずなのに、自分の事となるとものすごく重く考えてしまうのよね。

みんなに言ってもらえた事は生涯忘れる事はありません。
その他諸々ありましたが、お陰で決断する事が出来ました。

で、5月29日に手術を受けました。
手術は12時間かかったそうです。

手術の翌日、目が覚めた時に「何も変わらない」って思う事が出来ました。

定期的に検査は必要ですが、温存して再発の恐怖に怯えて暮らすより、今では全摘して良かったって思っています(^^)

ただ、私はこれだけでは終わりませんでした。
その話はまた後日。

長い話にお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m