中山ミシンのブログ

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補助化学療法

2019-04-14 17:18:41 | 自分の事・身体の事
長々とスミマセン🙏
話はまた泌尿器科に戻ります。

外科及び形成外科の手術を終えた後、一度CTを撮る事になりました。
その結果、私の身体の中のがん細胞は全て取りきれてるとの事でした。
ただ膀胱は全摘して無くなってるけど、片方の尿管と腎臓は残っています。
なので先生から「肉眼ではわからない位のがん細胞がどこかに残ってて、数年後にそれが再発してもいけない。なので目には見えない物まで今のうちにやっつけましょう」とのお話がありました。

補助化学療法と言いますが、ハッキリ言うと点滴による抗がん剤治療でした。
それも通院では無く、最初の1コース目は入院してもらいたいとの事。

吐き気とか倦怠感などは一時的なもので治療が終わったら治まるようですが、先生としては骨髄抑制(白血球や血小板の減少)の副作用がどこまで出るかを慎重に見て行きたいようでした。

抗がん剤の薬も多くあるんでしょうけど、泌尿器科が使う薬は種類が少ないようです。
私に投与された薬はゲムシタビンとカルボプラチンという2種類の薬でした。

看護師さんからも「ドラマか何かで見るような、いつもげーげー吐くって事は無いからね」って言ってもらえましたが、やっぱり最初は不安でした。

9月3日に入院し、その当日から点滴は始まりました。
この3週で1コースとなります。



けど月曜日に点滴したら翌週の月曜日まで何もありません。
手術する訳でもリハビリする訳でも無いので、あとから考えたら一番楽な入院期間だったかも(*^^*)

化学療法受けてる間、箇条書きで良いから気になった事をメモしといてって言われてたので今も残しています。
軽い吐き気とかはありましたが、そんな時は化学療法を受けてる患者さん向けの食事もありました。
麺類など自分が食べられそうな物を頼めるのですが、ホットサンドも美味しかったっけ。

10日の2回目の点滴を終えた後、血液検査がありましたが、先生が心配してた血液内の副作用は起きてないようで退院出来ましたが、その後の検査でも心配無さそうって事で、2コース目は通院による点滴で良いよって言ってもらえました。
内容は同じなので週に1回点滴に行くだけでした(^^)d

骨髄抑制によるひどい副作用が起きると、年配の方の場合は輸血しないといけなくなる事もあるんだとか。
昔、若い頃に成分献血にもよく行ったけど、こんな時に役立つんだな〜って思った事でした。

2コース目は9月26日から始まりましたが、10月3日の2回目の点滴で化学療法も終了。
私の場合、悪い物は取りきれてて今すぐにやっつけないといけない物は無いって事で、3コース目は無しでした(^^)v

脱毛もこの薬ではあまり影響ないって聞いてましたが、普段よりは少し抜けてたかな。
毎日シャンプーする時に指に髪の毛がいっぱい絡んでた事がしばらく続いてたっけ。
一時は前髪が薄くなってペッタンコになってたけど、それも一時的なものだったようです。
今では元通りフサフサの髪の毛になっています(^^)

あと、私の場合は便秘が続きました。
入院中に気分が悪いのはそのせいもあるかも?って下剤もらった事もありましたが、その程度で済んだようです。
2コース終わった後も少しの間味覚障害もあって、何を食べても美味しく感じない事もあったな〜。けどそれもいつの間にか元に戻ってましたけどね。

これで泌尿器科の大きな治療は終わりました。
今は尿管に繋いでるカテーテルの交換に4週間に1回と、3ヶ月に1回CT撮ってもらいに通院しています。
今月末にもCTの予約が入っていますが、丁寧に診て下さってる先生達には感謝しています。