衆議院議員選挙が公示されました。
ポスター張りの車が掲示板の前に止まっていました。
遠くで選挙カーがなにか大きな声をはりあげています。
21日まで大変な騒ぎでしょう。
夕方7時からのNHKニュースで選挙特集を見ました。
どの党もまともな主張をしているように聞こえます。
各党の本質実態を見極めるのは難しいと感じました。
私が、学生時代から今まで、ぶれることなく一貫して支持してきたのは共産党です。
「弱いもの・貧乏人の味方は共産党」
「金持ちの味方は自民党」と私の脳みそにインプットされてしまっていて、今更どうしようもありません!
今回の争点の一つ「憲法改正」(自衛隊の明記)について、私なりに考えてみました。
「自分の国は自分で守る」=「自衛隊が必要」=「自衛隊を憲法上認める」
こんな単純な構図で物事を把握していては、「自衛隊を憲法上認める」と主張している人たちの思う壺です。
侵略されたらどうするんだ! 永世中立国のスイスだって軍隊を持っているぞ!
災害の時自衛隊がなかったらどうなっていたか!
この様に自衛隊の必要論はたくさんいろいろと主張されています。
まず、「侵略」ですが、どこの国が侵略してくるのでしょうか?
何を目的に攻めてくるのでしょうか? どんな方法で攻めてくるのでしょうか?
日本の装備(竹槍)でミサイルに立ち向かっても無駄です。
ロシアや中国の軍事力に見合う軍事予算を日本が出せるわけがありません。
国際的な集団自衛権を確立する以外に対抗処置はないはずです。
砲弾にいくらお金をつぎ込んでも、国民にはなんの利益も生み出しません。(軍需産業は潤うでしょうが・・)
仮にどこかの国が侵略をしようとしても、国際社会が「侵略」を許しません。
あの小さな台湾が、大国中国の侵略にあっていないではありませんか。
侵略そのものの仮定(仮想)が無意味なのだから、侵略を「自衛隊が必要」な根拠にすることはナンセンスなんです。
戦争に参加協力する戦力と、その部隊を放棄したのが平和憲法です。
憲法上自衛隊を認めることは、「自衛隊が戦争に参加しても良い」ということを認めることなんだと思います。
戦争は絶対に嫌だ! でも自衛隊は憲法で認める! 両立は無理です!!!
警察や海上保安庁では対応しきれない災害用に、自衛隊の役割を限定してはいかがですか?
私は戦争が嫌いです。 戦争が好きな人はいないと思います。
それならば、憲法9条に自衛隊を明記させてはいけません。
戦争に参加出来ることを明記させてはいけません!
戦争用の装備や部隊はわが国には不要です。
自衛のためのものであると言ってみたところで、武力攻撃用に即座に転用可能です。
安保法制可決後、日本はアメリカ艦船に燃料補給を行い、アメリカの軍事行動にすでに協力しています。
アメリカがどこかの国と軍事衝突を起こせば、日本は戦争当事国となり、日本全土が攻撃対象となってしまいます。
「戦争は絶対に嫌だ!」と言ってみても、勝手に戦争に巻き込まれてしまいます。
そうならないためにも、自衛隊は軍事関連行動を即座にやめるべきです。
(そのためには、憲法違反の安保法制をすぐに廃止すべきです)
憲法9条に自衛隊を明記するなど以ての外です。
私が首相になったら、世界に宣言します。
「日本の自衛隊は自然災害用の救援部隊ですので、紛争解決のいかなる行動にも参加できません。
悪しからずご了承ください
ただし、地震や豪雨災害等でお困りの時はすぐに駆け付けますのでいつでもご用命ください。」
実現不可能100% 私の 独り言 でした。