☆お茶目なオカヤドカリ観察日記☆

オカヤドカリを飼う50代主婦の様々な備忘録的ブログ

虫垂炎再発!入院中のエピソード③

2023-08-09 18:24:00 | 近況報告
こんにちは😃

毎日暑いですが、みなさま
お元気でしょうか?

さて、退院して1か月以上経ち、

入院中の記憶もだいぶ曖昧になりつつありますが
前回の続きを書いておきたいと思います。

多分、今回のは
全く需要のない話になりそうな予感がしますが😅

お手隙の時にでも
わたしの備忘録にお付き合いくださると嬉しいです。



大部屋に移動してきてしばらく

まだかるいふわふわめまいが続いていたので横になって窓から見える
反対側の病棟と
狭いくもり空をボーっと眺める。

コロナが5類になったのに、
大部屋はカーテンで仕切られてて

部屋のメンバーはどんな人たちがいるのかまだ不明。

ただ、別に興味があるわけでもないけど
看護師さんが朝昼晩、
様子を見回りに来てくれるたび

カーテンの向こうの会話は
耳に入ってくるからなんとなくわかった。

あー、向かい側のおばあちゃんは
目の手術したんだなー

隣の人は
すごーく小さい声で
いつもなに言ってるかわからないなー
けど、同世代(中年)かなー?

斜め向かいの人は、無口だけど声がめちゃ
若いなー。高校生くらいかな?

って感じだった。

目の手術したおばあちゃんは
看護師さんに
『ずっと下向きにしててって言われたけど
もう無理よー。苦しいし、全然寝れないわー』
と、愚痴をこぼして
クッションを借りたり、
それが大きすぎて合わないわー、
と返したりしてた。

なかなかワガママな方だなぁ。
と、その時はちょっとだけ思った。

一方、わたしの体調は
まだめまいが続いてて、

バッグに入れて持ち歩いてる
漢方薬(苓桂朮甘湯)を飲んでいいかを

昼に回診にきた医師(その日は主治医が休みの日らしくて、ちがう医師)に聞いたら
『それは看護師に聞かないとわからないので…』とさっと行ってしまって、

勝手に飲むわけにもいかず、困った。

そのあと採血に来てくれた看護師さんに
聞いたら
『薬剤師さんに聞いてきますね』と
わたしの漢方薬を持って問い合わせに行ってくれた。

が、そこから夕方まで薬剤師がつかまらなかったようで、全然返事が来なかったため、

トイレにいくのもフワフワしてて、
キャスター付きの点滴棒が
杖の代わりで頼りだった。

にしても、部屋が寒くて
エアコンの設定を見たら27度。
そして『勝手にいじらないで』という
ニュアンスのことが書いてあった。

夜には喉が痛いどころか
咳まで出始めた。
あー、病院にいるのに
風邪ひいちゃうなんて、なんてこった🥺


ちなみに同室のみなさんも全員
咳をゴホゴホしてた。
でも、寒いとは誰も言わなかった。

わたしだけが
病状のために寒かったようだ。

一晩、震えながら眠った。

(ちなみに漢方薬を飲んでも良い🙆
という返事を晩御飯の前にもらえたが
その時までにはめまいが治ったので飲まなかった)


翌朝、採血に回ってきた看護師さんに
シャワーの利用を申し込む時、
「風邪気味だからやめようかしら?」
と言ったら
『入れるときに入ることをお勧めします』と笑顔で説得されて、
頭も痒いし、入ることにした。

食欲は不思議なことに全然ないままで

隣の人のごはんのいい匂いをかいでも
全然羨ましくなかった。
このまま不食の人になって
プラーナだけ食べて生きていけるかも?
ってくらい、根拠のない自信まであった。

でも看護師さんから
『今夜から流動食が始まりますからね!☺️』と言われて、
それはそれで嬉しかった。

なぜなら、
前回入院してた時に出た
『具なし味噌汁』と『ヨーグルトラッシー』は心から美味しかったから❤️

前回出た流動食①


前回出た流動食②


これが出るものだと信じてた。

昼11時ごろ、シャワーに行った。
頭がふらつくなーと思いながら
シャワーを短時間で済ませる。

ドライヤーを使う時、
脱衣所の鏡に映った
自分の腕💪を見てビビる。

断食明けのマハトマ・ガンジーみたいに
ガリガリな二の腕になってた。
(ただし、振り袖部分はびろびろ残ってた)

パジャマの中でこんなに衰えてたとは😱
いくら医師監修のもとの断食ダイエット??とはいえ、
これは不健康な痩せ方だわ…

部屋に戻ると、斜め向かいの女子高生が
退院の支度をしてた。

彼女が出て行ったあと、
掃除のスタッフさんが来て
手際よく掃除が済むと
すぐに次の人が入ってきた。

次の人は
橋田壽賀子ドラマの世界から
抜け出してきたような
ラスボスばあちゃん(たしか83歳)だった。

静寂だった大部屋に
響き渡るような大きい声で登場した。

車椅子からベッドに移るときに
看護師さんが支えたところが
気に食わなかったようで、

『そこは触らないでちょうだい!
わたしはそこを支えられるのが嫌いなのよ!』
と、声を荒げた。

うっわ!なんかすごいのキターーー😰
と、わたし以外の同室の2人も
思ってただろう。

そのあとも、ラスボスばあちゃんは
ずっとなにか、看護師さんに文句を言うか、独り言を言ってるか、
病室内で(看護師さんに隠れて)
電話をかけたりする人だった。

向かいのおばあちゃん(目の手術した人)のワガママなんて
全然ちょろくて可愛いもんだった。

ラスボスのそのおばあちゃんは
どうやら家の中で転んでお尻の骨が折れて
手術したらしい。

大きな声で、
『私は喘息もあるし、
むかし、肋骨が折れて肺に刺さったし
なんとかの病気もあるから
町医者に通ってて、
あーでもない、こーでもない、
(中略)
コロナワクチン3回目で
左足が不自由になったから
歩くのも難儀だし、
トイレはチカい体質だから
すぐ行きくなるけど、
点滴のキャスターが滑って転びそうだから
行く時は呼ぶから連れてってちょうだいよ!』

と、とにかく注文の多いお客様だった

もしわたしが看護師ならキレそう!
と思いながら聞いていたけど

さすがプロ!看護師さんは、
『うんうん、わかった、トイレはいつでも呼んで。1人で無理して行かないでね。転んだら大変だから』と
はっきりとした口調で、
徹底して主導権は渡さない
うまい対応をしてて本当に尊敬した。👏

看護師さんが去った後は
また文句と『あー痛い痛い』のうめき声が
エンドレス🔁でつづいた。

聞いてるのが辛いので、
iPhoneにイヤホンを繋いで
YouTubeを楽しんでやり過ごした。

夜になって
ご飯が配られる時間が来た!

味噌汁かな〜❤️ラッシーかなぁ〜🥰と
るんるんして待つわたしに


『はい、今夜はこれ二本です』

はい、ショックぅ‼️
ガン萎えの極み


ちなみにこれも、きっちり一食分のお値段(1,100円ほど)だった。

『うわーん😭みしょしりゅー(味噌汁)』
と泣きたい気持ちを抑えて

冷え冷えのジュースをチビチビとのんだ。

そしてこのあとわたしの
【有限会社 胃袋】
が大変なことになったんだけど

話が長くなってしまったので
続きはまた今度にします。

では
長文、忍耐強く読んでくださって
心からありがとうございます。