京都も明けて2日目です。
やはりこの日も暑かった
ぐっすりと眠って疲れも無く、元気に出発です。
京都駅から大原方面に向かうバスに乗り込む。
(京都って、バスを上手に利用するとお得みたいです。
1日フリーパスなどが、結構安いお値段であります。)
市内中心部から少し走ると、早くも山間に入ります。
京都の羨ましいところは、少しの移動で都市部の便利さも
自然の美しさも楽しむ事が出来るという事。
関東は平野なのでむづかしいのだ。
さて、まずは「三千院門跡」へ。
思っていた以上に大きなところでした。
お庭も見事(というか、侘び・寂びの世界です)で、ゆっくりとまわるとかなり時間が掛かります。
国宝の阿弥陀三尊像を参拝できました。
こちらの阿弥陀様は日本初の「大和坐り」という坐り方をなさっているそうです。
今回のたびでは多くの仏像を拝見しましたが、
国宝級のお仏像のお顔というのは、慈悲深く穏やかで、全てを包み込んでくれる
包容力を感じます。
素人目にもこのような感想を抱かせるお姿、心得のある方の目にはどのように映るのかな、と思いました。
三千院では、友人のために「縁結び」の小さなお守りを購入。
ところで、こちらで少し残念だったのは「商売っ気」が強かった事。
本来であればとても静かなところのはずですが、
至るところに張り紙・ポスター。
とどめは「お暑いでしょう、どうぞお茶を召し上がれ」と勧められて
ついのどを潤したら最後、勧めたお茶のセールスを延々と・・・。
俗っぽかったな・・・。
次に楽しみにしていた「宝泉院」へ。
こちらは三千院からすぐなので、歩いていく。
「額縁庭園」で有名なこのお寺。
当然お庭を楽しみに行ったので、お抹茶をいただきながらゆっくりと過ごす。
夏のこの季節は、松と竹のすがしい青さを楽しむ事が出来ました。
当然、紅葉の秋・桜の春は素晴らしいだろうと想像していましたら、
他の方をガイドしていたタクシーの運転手さんが
「秋はこんなにゆったり見られませんよ」と話していました。
こちらでは、前知識無くて驚いた物もありました。
「血天井」・・・関が原の合戦前に、徳川方の武将 鳥居元忠以下数百名が豊臣軍
の戦い、伏見城で自刃。その後しばらく放置された遺体のあった
伏見城の床板を、武将達の霊を慰め供養する為に天井板として
祀ったもの。
この天井板には、その時の武将達の甲冑・鎧兜の跡、足跡、髪の毛の跡などが
生々しく残っていました。
次に、少し離れた「寂光院」へ移動。
距離がある為、タクシーで行く。
こちらは平清盛の娘、建礼門院徳子が壇ノ浦の戦いで息子安徳天皇らとともに入水したものの
ひとり源氏方に救い出され、その後余命を過ごしたお寺とのことです。
残念ながら、放火によって全焼してしまったので、現在あるのは再建された建物です。
こちらでは参拝者のために、お庭はお寺の事などを説明してくださっていました。
コレで2日目の午前中の活動は終了
行きたかった大原の3つのお寺を回る事が出来、満足です。
このあと、鞍馬の山を超えて貴船川沿いの川床(かわどこ)料理のお店に向かいます。
ここまでで力尽きて、続きは日を改めてUP。
ちなみに画像は肝心な川床のお店の様子。
たどり着きませんでした・・・・無念
やはりこの日も暑かった
ぐっすりと眠って疲れも無く、元気に出発です。
京都駅から大原方面に向かうバスに乗り込む。
(京都って、バスを上手に利用するとお得みたいです。
1日フリーパスなどが、結構安いお値段であります。)
市内中心部から少し走ると、早くも山間に入ります。
京都の羨ましいところは、少しの移動で都市部の便利さも
自然の美しさも楽しむ事が出来るという事。
関東は平野なのでむづかしいのだ。
さて、まずは「三千院門跡」へ。
思っていた以上に大きなところでした。
お庭も見事(というか、侘び・寂びの世界です)で、ゆっくりとまわるとかなり時間が掛かります。
国宝の阿弥陀三尊像を参拝できました。
こちらの阿弥陀様は日本初の「大和坐り」という坐り方をなさっているそうです。
今回のたびでは多くの仏像を拝見しましたが、
国宝級のお仏像のお顔というのは、慈悲深く穏やかで、全てを包み込んでくれる
包容力を感じます。
素人目にもこのような感想を抱かせるお姿、心得のある方の目にはどのように映るのかな、と思いました。
三千院では、友人のために「縁結び」の小さなお守りを購入。
ところで、こちらで少し残念だったのは「商売っ気」が強かった事。
本来であればとても静かなところのはずですが、
至るところに張り紙・ポスター。
とどめは「お暑いでしょう、どうぞお茶を召し上がれ」と勧められて
ついのどを潤したら最後、勧めたお茶のセールスを延々と・・・。
俗っぽかったな・・・。
次に楽しみにしていた「宝泉院」へ。
こちらは三千院からすぐなので、歩いていく。
「額縁庭園」で有名なこのお寺。
当然お庭を楽しみに行ったので、お抹茶をいただきながらゆっくりと過ごす。
夏のこの季節は、松と竹のすがしい青さを楽しむ事が出来ました。
当然、紅葉の秋・桜の春は素晴らしいだろうと想像していましたら、
他の方をガイドしていたタクシーの運転手さんが
「秋はこんなにゆったり見られませんよ」と話していました。
こちらでは、前知識無くて驚いた物もありました。
「血天井」・・・関が原の合戦前に、徳川方の武将 鳥居元忠以下数百名が豊臣軍
の戦い、伏見城で自刃。その後しばらく放置された遺体のあった
伏見城の床板を、武将達の霊を慰め供養する為に天井板として
祀ったもの。
この天井板には、その時の武将達の甲冑・鎧兜の跡、足跡、髪の毛の跡などが
生々しく残っていました。
次に、少し離れた「寂光院」へ移動。
距離がある為、タクシーで行く。
こちらは平清盛の娘、建礼門院徳子が壇ノ浦の戦いで息子安徳天皇らとともに入水したものの
ひとり源氏方に救い出され、その後余命を過ごしたお寺とのことです。
残念ながら、放火によって全焼してしまったので、現在あるのは再建された建物です。
こちらでは参拝者のために、お庭はお寺の事などを説明してくださっていました。
コレで2日目の午前中の活動は終了
行きたかった大原の3つのお寺を回る事が出来、満足です。
このあと、鞍馬の山を超えて貴船川沿いの川床(かわどこ)料理のお店に向かいます。
ここまでで力尽きて、続きは日を改めてUP。
ちなみに画像は肝心な川床のお店の様子。
たどり着きませんでした・・・・無念
実は私、京都の学校を出ているのですが、このような趣のある場所に出掛けたことは殆どなく、アルバイトやお遊びで精一杯でした。(情けない)
一人旅を満喫された様子がよく伝わってきます。
「宝泉院」の「血天井」はスゴイお話ですね。
「床板」を「天井板」に使うとは!
「地界」と「天上界」の考えがあったのでしょうね。
「地界」と「天上界」とは・・・?
知識不足でお恥ずかしいのですが、お手すきの時にでもご教授くださいませ。
京都で学生時代をお過ごしとは羨ましいですね。
もっと早く京都という街に触れていればよかったな、としみじみ感じた今回でした。
関西の方の語り口は、どても柔らかですよね。
解放されるような気がします。
(そこが怖いのよ~、と言っていたタクシーの運転手さんもいましたが、笑)
富山県の立山博物館のホームページです。
http://www.pref.toyama.jp/branches/3043/tate/mandara.htm
これによると、
「地界」=「地獄」
「天界」=「天国」
といったイメージで説明されています。
自害した武将達の苦しみを「地界」、その霊を慰め供養するため「天上界」すなわち天井に祀る。
と言ったつもりでした。
説明不足でしたね。
とても参考になりました。
確かに一つ一つ意味があるのでしょうね。