なな子の着物日和

*なな子の“着物生活”と“育児生活”のBlog*

母校散策

2010-05-28 11:33:17 | 日記



今日は天気が良いので、散歩の範囲を拡大しました(笑)

地元の友人ならお分かりかと思いますが………

家→田んぼ→お諏訪様→旧郡役所→桑折郵便局→醸芳小学校→旧郡役所→家

葉書を出すのが目的での散歩だったのですが・・・知ってるはずのポストが無くなってた!!だから、桑折郵便局まで葉書を出しに行ってきました。




ついでに、母校である醸芳小学校に行き写メとりました。(1枚目)

なんだか・・・体育館は新しくなってるし、校庭は芝生になってるし、校舎は色が塗り替えられていて、あまり懐かしい感じはしなかったのです。

とにかく・・・「小さい」という感想でした。

学校だけでなく、周りの家や道もすべて小さく感じた・・・。

母校からの帰り道は、登校集団で使っていた道を通って帰ってきたのですが、小学生の頃は、遠く感じた道のりがこんなに短く小さく感じたのは不思議な感覚でした。

まぁ・・・私が大きくなったからなんですけどね(笑)




途中には旧伊達郡役所があります。(3枚目写メ)

一応、国立指定文化財だったはず。

郡役所でさえ小さく見えるのは、妊娠でさらに私が大きくなったからなのかしら~~焦っ!!





これだけぐるっと歩いても、時間ではたったの40分の散歩で終わってしまった。

5月もあと3日で終りね・・・


お腹のベビーちゃんは、まだお腹にしがみ付いていたいのかしら・・・。

ママは早く逢いたいよ~~って感じなんですけどネ♪




独学きもの塾(3)

2010-05-28 08:45:40 | 着物
【琉球紅型】

(2)の琉球絣に続き、同じく沖縄の着物です。
紅型と書いて「びんがた」と呼びます。

(2)の琉球絣で沖縄の様々な着物も紹介しましたが、それらとは異なる唯一の着物が「琉球紅型」なんです。
何が違うのか……?!

それは着物の作り方です。
着物には「染めの着物」と「織りの着物」の2パターンから出来てます。
琉球紅型は沖縄県唯一の染めの着物なんです。

「染め」と「織り」の違いを簡単に説明しますと………

【染め】
絹糸で白生地を作ります。その白生地の代表は「縮緬」と呼ばれる有名な生地なんですが、それはまた後日(笑) その白生地に、筆や型紙で模様や柄を書いたり、印刷したりして、白生地全体も様々な色に染められて着物ができていくんです。
【織り】
染めとは逆で、先に絹糸を1本1本様々な色に染めておきます。糸が出来上がったら、作りたい図案を元に、はた織りや機械で織っていきます。イメージは『鶴の恩返し』デスョ(笑)
あの鶴が自分の羽を糸にし、はた織り機で、綺麗に布を織りましたょね。たぶん……あれは織りの反物デスョ(笑)

琉球紅型も染めの着物ですが、染めって織りよも格が高い着物が多いんです。

格って何……??

洋服にも、パジャマ、ジャージ、スカート、ワンピース、シャツ、ネクタイ、ドレス、タキシード、などなど様々な服があります。
まさか、パジャマにネクタイして寝る人はいないだろうし、結婚式にジャージで出席する方もいないと思います。
それと同じ感覚で、着物にも場に合わせた着物が洋服以上に細かく受け継がれているのです。
それで染めと織りの知識も重要になります。
染めの着物は格が高い着物に多く、馴染みのある振袖や黒留袖などは染めの着物です。
織りの着物はパジャマや普段着に多く、値段が100万する織りの着物でも、結婚式には着ていけないんです。結婚式に行くには、安くても染めの着物(訪問着など)であればOKってこと。
だが………これは着物の話ね!帯素材の格は着物とあべこべなの!
『染めの着物に織りの帯』この言葉が着物コーディネートでは最上格になります。格についてはまた後日(笑)

また話がそれた………
『琉球紅型』ですょ………
その琉球紅型は、昔、沖縄では王家や士族の身分の高い人が着る着物だったんです。なので、沢山ある沖縄織物とは一線ひく様な、気品ある着物に感じます。
もちろん織物も素晴らしいんデスョッ(笑)

あとは沖縄独特の色合いは凄いと思います。
「紅型」って見ると、藍色や紺色をイメージしますょね。
ですが、実際、紅型着物は赤や黄、緑などカラフルなものが沢山ッ!!!

原色が隣合う柄って、色合い難しいですょね……それを着物や帯に描き、粋に着こなす………格好良すぎですぅ~~~(´∀`)

かなりの上級者レベルのコーディネートって感じで、私には手が出せましぇんって感じです!