明澄五術・南華密教ブログ (めいちょうごじゅつ・なんげみっきょうぶろぐ)

明澄五術・南華密教を根幹に据え、禅や道教など中国思想全般について、日本員林学会《東海金》掛川掌瑛が語ります。

パレスチナーアメリカが介入した途端に戦争が起きる 検証4 2023年太乙測局2 枢軸国を中国として看る

2023年10月15日 | 五術

遠藤誉女史の記事

10/13(金) 20:39

中国 米メディアの「ウクライナ武器のハマスへの転売」に注目

以下は抜粋です。全文を読むには上をクリックしてください。

 中国政府の通信社電子版「新華網」は、盛んに米メディア由来の「アメリカがウクライナに渡した武器の一部がハマスに渡っているのではないか」という報道を分析している。そこにはアメリカから常に「中国が秘かにロシアに武器支援をしているのではないか」という疑いをかけられてきたことに対する皮肉が込められているのかもしれない。

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10/11(水) 8:35

ハマスの奇襲  背景には 中東和解に動いた習近平への バイデンの対抗措置

以下は抜粋です。 全文を読むには上をクリックしてください。

10月7日、パレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスがイスラエルに向けて大規模奇襲攻撃を行った。中東戦争に発展するのではないのか、世界が注目している。表面的にはサウジアラビア(サウジ)がパレスチナ問題を解決しないまま、イスラエルと国交正常化することに対するハマスの怒りの表れと解説されているが、実はその背後で動いていたのは、又もやアメリカの世界制覇への諦めきれない執着だ。

 中国が仲介してサウジとイランを和解させて以来、中東和解現象が雪崩のごとく起きていた。もはやアメリカの中東における役割は消え去ったかに見えた。しかし、アメリカは指をくわえて中東におけるアメリカ衰退の様を見ていたわけではない。

 ハマス奇襲攻撃に至るまでのアメリカの対中対抗措置の経緯を考察することによって、現在起きている事態への理解を深めたい。

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習近平の「一帯一路」に対抗するためインド・中東・欧州経済回廊を提案したバイデン    ・・・・・・・・

そこに共通している敵国は「イラン」のはずだった。

 しかし2023年3月の中国によるサウジとイランの和解により、この構想の軸が怪しくなり始めた。 ・・・・・・・・・・・・・・

習近平が起こした中東和解に対抗するため、サウジとは防衛条約を協議

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しかし、イスラエルとパレスチナ人との継続的な紛争など、重大なハードルが残っているわけだから、その解決なしにサウジがイスラエルと和解して国交を正常化すれば、パレスチナが黙っているはずがない。

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◆中国はどうするつもりか?  ・・・・・・・・・・・

水と油のような宗派の異なるサウジ(スンニ派)とイラン(シーア派)を和解させ、その後、中東和解雪崩現象を現出させた中国としては、「アメリカが介入した途端に戦争が起きる」ということを言いたいのだろう。

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ウクライナ戦争同様、中国は「戦争に関しては、あくまでも中立」という立場を貫いている。イスラエルのネタニヤフとも仲良くしていないと、中国による「中東の平和」作戦を遂行できなくなるので、報道は「アメリカを非難すること」においては共通していても、イスラエルかパレスチナ・ハマスか、という陣営分けに関しては実に中立だ。

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「アメリカがアフガンを撤退したときに残した大量の武器をアフガンが関連諸国・組織に売りさばき、ウクライナ戦争でアメリカを中心とした西側諸国がウクライナに送った大量の武器も腐敗が蔓延しているウクライナの一部の者が横流ししているのだから、アメリカは自分が提供した武器で同盟国を襲撃させている」と嘲笑うコメントも中国のネット空間には飛び交っている。

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習近平の哲理は「兵不血刃(刃を血塗らずして勝つ)」なので、台湾が独立でも叫ばない限り、なかなか積極的に台湾を武力攻撃しようとはしない。

 

(バイデン政権としては)2024年までの米大統領選に間に合わないのだ。だから手っ取り早くイスラエルとサウジを嗾(けしか)けた。

 これはアメリカをさらなる窮地に追い込むだろう。

 ウクライナと中東に戦力を注ぎながら、台湾有事を捌(さば)くことなど、いくらアメリカの軍事力が強いと言っても不可能というもの。

 台湾の総統選にも不利に働く。

 残念ながら、何やら習近平の高笑いが聞こえてきそうだ。

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田中宇氏の記事もご参考に。

イスラエルとハマス戦争の裏読み
【2023年10月10日】イスラエルは窮地に陥ったが、この状況はネタニヤフ自身が誘発した意図的な策略だろう。ネタニヤフは、ハマスの攻撃準備を放置して侵攻させ、人質を取られることで、わざとイスラエルを弱い立場に追い込み、アラブや中露の仲裁でハマスやヒズボラ、イランと和解せざるを得なくしたのでないか。ネタニヤフは、入植者に依存して政権を維持しているが、入植者が猛反対するイランとの和解を進めないとイスラエルが潰れる。この難問を解く妙案として、ハマスとの戦争誘発を考えたのでないか。

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遠藤誉女史の記事

10/9(月) 9:45

ウクライナ危機を生んだのは誰か?PartⅡ2000-2008 台湾有事を招くNEDの正体を知るために

以下は抜粋です。 全文を読むには上をクリックしてください。

アメリカの軍産複合体を支えるネオコン(新保守主義)指導下で1983年に設立された全米民主主義基金NED(第二のCIA)は、プーチン政権になるとロシア経済が息を吹き返したため、プーチン政権を潰すべく旧ソ連圏諸国におけるカラー革命を加速し始めた。カラー革命は「現政権の選挙不正を口実にして民衆を焚きつける手法」で共通している。その中の一つにウクライナのオレンジ革命がある。

 この手法は10月4日のコラム<ウクライナ危機を生んだのは誰か? 露ウに民主化運動を仕掛け続けた全米民主主義基金NED PartⅠ>に書いたブレジンスキー(ソ連崩壊・東欧革命の黒幕)の著書“The Grand Chessboard”の指南によるものだ。その指南は旧ソ連との約束を破らせ、NATOの東方拡大を一層強化させている。

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 2000年5月に大統領に就任したプーチンは、すぐさま崩壊寸前のロシア経済を立て直すための作業に着手した。

 まずロシアの国家資源資産のほとんどを私有化し、巨万の富を蓄えて政治介入するだけでなく金融もメディアをも私物化してしまったオリガルヒ(新興財閥)を、一つ一つ片付けていった。

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アメリカで「9・11」同時多発テロが起きると、チェチェン武装勢力のテロ行為がタリバンなど他のイスラム武装勢力と連携しながら一層悪化していったので、プーチンはチェチェン武装勢力に72時間以内の投降を呼びかけ厳戒態勢に入った。

 10月になるとブッシュ大統領がチェチェンの大統領に「タリバンと断交し、ロシア連邦政府との平和交渉」を要請した。こうしてアメリカは「ロシアを潰そう」とする対露政策を緩和し、相互訪問が盛んになり、ロシア経済を成長させる要因を形成した。

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ブッシュ大統領は2001年当時の江沢民国家主席にもすり寄り、ウイグルにおける人権弾圧問題を「テロ撲滅のための運動」と位置付けている江沢民の行動を是認し、その代わりにブッシュ政権によるアフガン侵攻とイラク攻撃を、黙認するという「悪魔の契約」を結んだ。

 それは中国経済を押し上げる要因の一つとなり、結果、中国経済はGDPにおいて2010年には日本を抜いて世界第二位にのし上がった。

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ブレジンスキーの「ロシア潰し」戦略は粘り強く暗躍を続け、本コラムの図表1「ウクライナ&関連周辺諸国」欄に赤色で示したように、旧ソ連圏諸国から囲い込むようにカラー革命を起こしては親露の現政権を転覆させ、ウクライナでは2004年11月にオレンジ革命を起こすことに成功している。

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ブレジンスキーは自分の操り人形として動けそうなバラク・オバマに白羽の矢を当て、オバマを大統領にすることに全力を投入するようになる。そのウクライナで大活躍したのが当時のバイデン副大統領だった。息子のハンター・バイデンのエネルギー利権までが絡んでいるのだから凄い。

 一方、図表1の青文字で書いたプーチンのウクライナ訪問の回数をご覧いただきたい。プーチンは何としても「会話によって問題を解決する」方向に向かって努力していた形跡が窺えるだろう。プーチンは2013年までに21回もウクライナを訪問している

 それでもプーチンの強い願いを無視して、アメリカは「NATOの軍事管轄を1インチたりとも東方に拡大しない」というソ連崩壊前の約束を破り、NATOの東方拡大は進むばかりだ。

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ウクライナ戦争はしかし、中露の結びつきをこの上なく強化させ、ブレジンスキーの「ユーラシア制覇」の夢は潰えたと言っていいだろう。

今となっては、残るは「台湾」だ――!

台湾有事を起こす以外にアメリカがユーラシア大陸に食い込む道は、もうない。

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やはり、遠藤誉氏の記事は、特に中国の動静を正確に知る事が出来、世界情勢の把握ー予測には欠かせません。

CIA・NED・ムーニー(統一教会)が、

台湾有事=日中戦争を煽っています。

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太乙神数 枢軸国の比重が米国から中国に傾いています。

戦争を煽る米国、和平を勧める中国の対比が、明らかに為って来ました。此れ迄米国に従って来た国々が次々にBRICSに参加するなど、世界の情勢は変化して居ます。

測局に拠って世界情勢を予知する為には、先ず現状を正しく把握する事が必要です。

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今年のお正月に、太乙神数に拠る測局(世界の動向を予測する)の記事を公開しました。

その後、立春を過ぎて癸卯年に入り、

春分も過ぎたところで、

実際の世界情勢と引き比べて検証して見たいと思います。

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2023年の世界 太乙測局2 枢軸国を中国として看る

2023.01.02 

2023年はどんな年になるでしょう。

太乙年盤で、測局を行います。

枢軸国を、中国とすると、各国の方位は次の様になります。

太乙測局の見方

先ず、年盤で、世界全体の動向を見ます。

次に、枢軸国から見た方位で各国の動向を見ます。

枢軸国とは、十九世紀までは中国、現代でもアジアでは、中国が枢軸国に当たります。アメリカの覇権は、急速に縮小しつつあり、特に経済の面では、もはや世界の枢軸国とは言えません。

枢軸国の中心点から各国を見て、十六方位のどの宮に当たるかを見て、その動向を判断しますが、日本を見る場合に、アメリカから見た方位以上に、中国から見た方位を重視する必要があります。

各宮に入った、諸星の見方は、概ね次のようになります。

太乙で、権力や政治経済の状態を見ます。太乙は単独で、対宮にも星が無いので、権力や政治経済には、大きな変動がありません。

 計神で、世界経済の状態を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。

 文昌で、世界の文化状況を見ます。文昌が単独で、対宮にも星が無いので、世界の文化状況は悪い事はありませんが、対ロ制裁に影響で経済が不振なので、文化資金も不足します。

 君基は、国威の星で、国の威信を見ます。君基が単独で、対宮にも星が無いので、国の威信は、特に変わり有りません。この方位には北朝鮮が有り、国威は安定します。 

 臣基は、政治の星で、政治家や政局の安定を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません

民基は、経済の星で、民間経済安定を見ます。計神が、臣基、民基と同宮しており、政治の影響で、世界経済、民間経済、共に振るいません。

 五福は、枢軸国だけを見ます。五福が、客大と同宮しており、更に対宮に主大が有り、中国・米国を中心に世界が不安定になり、軍事的な緊張が生まれます。

 始撃は、大きな事故や災害の有無を判断します。始撃は単独ですが、対宮に太歳が有り、大きな事故や災害、破壊的な動きなどが有ります。中東や西欧方位に始撃、米日韓の方位に太歳、と為って居り、何か有ると大事になるかも知れません。

 主大・主小は、権力を守るものですが、同宮や対宮にある場合、防衛力の拡大や活躍を意味し、良い傾向ではありません。客大の対宮に主大が有り、軍事的な緊張が有ります。客大の方位にロシアが有り、軍事活動は更に続く事になりそうです。

 客大・客小は、妨害するものですから、同宮や対宮にあることを恐れます。客小の対宮に主小が有り、軍事的な緊張が有ります。

 太歳は、何らかの破壊的な動きを見ます。始撃の対宮に太歳があります。

 これらの星が、同宮したり、対宮にあったり、隣宮にある場合に象意が生じます。

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また、台湾を廻る情勢について、遠藤誉女史は、

 蔡英文総統の訪米に先駆け、その罰として、習近平は馬英九を訪中させるとともにホンジュラスに「中華民国」台湾との国交を断絶させた。それでも台湾の民意は、アメリカの干渉を必ずしも歓迎していないことが判明した。

 

測局:台湾の方位には星が入って居らず、対宮にも星が無いので、

台湾を廻る情勢は、あまり変化が無く、勿論、中国の武力侵攻も無く、

専ら、来年1月の総統選次第、と言ったところです。 

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2022年の太乙測局

https://blog.goo.ne.jp/nangeensha/e/d8311cbdf2f1d021f29eb5d5b2fb2bb7

   中国を枢軸国として観ます。

太乙と五福が同宮しますが、対宮には客小があり、世界の権力や政治状況は、あまり安定しません。中国とロシアの関係は良好ですが、対宮方位にある、香港の民主化テロ問題や、フィリピンの南沙諸島問題は、フィリピンの政権交代もあり、アメリカの圧力によって蒸し返される可能性があります。ウクライナなどの情勢も同様です。

計神が単独で子に入り、対宮には文晶が入りますから、世界経済や文化状況は順調となり、この方位にあるシベリアの天然ガスも中国へ向かうようになります。

君基が太歳と同宮し、各国の威信は不安定となります。この方位に北朝鮮があり、北朝鮮の体制に急激な異変や破壊がおきる可能性があります。2010年にも太歳が寅に入り、この年に、金正恩が金正日の後継者に決まりました。

民基が臣基と同宮し、対宮に星がありませんから、政治家や政局は安定し、民間の経済は順調です。習近平の国家主席再再任も順調に行くものと思われます。

始撃が単独ですが、対宮に客大があり、大きな災害や、侵略・テロなどに対し、防衛力の拡大が起こり、不穏な空気となります。この方位には、ミャンマーやバングラ、北インドなどがあり、中印の火種が燻るようになります。

 

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地図で世界の方位を見るとき、必ずメルカトル図法を使用してください。

球面三角法と言って、球面上の子午線に対して、直角の方位を東西に取る方法がありますが、

南米が日本の東にあるとか、馬鹿げたことになってしまいます。

東方というのは、春分か秋分の日に、赤道上で日が昇る方位であり、

西方は日が沈む方位に当たります。

南北は東西の方位に対して直角に交わる方位であり、子午線を基準にしてはいけません。

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 明澄五術全集第12巻 
  太乙大全
 
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 「五術・六大課」の中でも、「太乙神数」は最も習得が難しく、使える人も非常に少ないことが知られております。本書では、難しかった太乙神数の作盤法を平易に説明する他、測局、命理、風水への応用法を解説します。 

 

 

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『太乙神数 フル バージョン』機能説明

太乙命理盤
 生年月日時を入力するだけで一瞬にして作盤されます。
★サンプル画像は、鳩山由紀夫首相の太乙命理盤です。
太乙命理象意
 太乙命理象意が表示されます。

 


 

遷移宮
 太乙命理には、十三宮の他に遷移宮があり、 生まれた土地から、どの方位に移動して基盤を置けば成功できるかを見ることができます。
年盤
 太乙神数には、年月日時の盤があり、最も有名な太乙測局は、年盤を使うものです。

 


 

太乙家相盤
 太乙家相盤を見るには、門向と屋向を選択します。門向、屋向を変更したり、世を送り戻しすることもできます。
太乙家相象意
 家相盤の象意が表示されます。

 


 

太乙墓相盤
 太乙墓相盤を見るには、門向と碑向を選択します。門向、碑向を変更したり、世を送り戻しすることもできます。
太乙墓相象意
 墓相盤の象意が表示されます。

 

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≪機能一覧≫ 『太乙大全』準拠
・年盤・月盤・日盤・時盤作成機能 ・年月日時送り戻し機能
・家相盤・墓相盤 ・門向/屋向・世運の送り戻し機能 
・命理盤 ・命理十三宮象意 ・命理遷移宮象意

 

 

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