ヤフオクで落札する古鉋はだいたいこのように黒錆が赤錆がでています、
ペーパーでこすってしまうと裏すきの状態が変わってしまったりするので
中目のスチールウールで丁寧にこすると
下のように見違えるようになります。
抑え溝に発生している赤錆の場合は荒砥石かペーパーでこすり落としかありません、
あまりに深いものは取りきれませんがかなり見栄えはよくなります。
これから台打ちをすれば古鉋は生まれ変わります。
私の大好きな幸三郎の玄翁、
何匁かはわかりませんが、3-8分くらいの大入れ鑿を
こつこつと叩くのにはちょうどいい大きさです。
毎日使っているので作業台の上に置いてあったので
写真を撮ってみました。
背景は桧の粗びき材、半逆光で「銘」を沈めて
付け鋼部分と表面の緻密さを強調しました。
もうすこしピントを深くしたほうがいいかな?
桧柱の節埋め、
木材なので必ず枝があります、枝があるからそこに節があるのですが
いかにも節とゆう、丸見えの状態では面白くないので節を掘って埋め木します。
丸いドリルで穴をあけてそこに丸い木を埋め込む方法が最も簡単ですが
木口が見え、周辺との伸縮が異なるので埋め木が抜け落ちることがあります。
私は写真のように4角、6角など節の大きさによって埋め木の形を変えます。
深さは8分くらい深い目に掘ります。