今年のお宿も 新富良野プリンスホテル~
夜も更けてきて、富良野演劇工場へ行くですよ
ほぉ~ほぉ~
ホテルの前、ニングルテラスの入り口にはふくろうが…
こ、こわいデシ
演劇工場の入り口には
雪で作った今回のお芝居のタイトルが
さっぶ~い富良野の夜、年齢性別関係なく
たくさんの人たちが開演を待って並んでる
あ、もちろん室内でね(笑)
席に着くと、『ミ・アモーレ』や『スイートメモリーズ』♪が
流れてる…なんで?
と、思ったら
そう、この富良野塾最後の舞台は26年前のお話し
26年前に流行ってた音楽が流れてたのね~
26年前…富良野塾創設に呼応して全国から
集まってきた若者達
徒手空拳で荒れ果てた谷を切り開き、演劇のための村を
創りあげるまでの4年間の涙と笑いの青春グラフィティ
舞台装置などほとんどなく、ただ身体だけで
演じる役者さんたち
風が吹くシーンでは風を感じ
雨が降るシーンでは雨の冷たさを感じ
シンシンと雪が降るシーンでは寒さを感じた
様々なところから集まってきた若者達が
日々葛藤しながらも
仲間と協力し合い、時には揉めたりしながら
自分達の生きる場所を自分達で創りあげ、
目標に向かってただ黙々と生きていく
26年前っていうと、私は18歳くらい…
まさに社会に出たころの歳
そのとき自分は何を考えてたのかなぁ
こんなに一生懸命に生きていたかなぁ
などと、自分に重ね合わせながら観てたです
だから涙が止まらない
我慢しててもお口の周りがプルプル震えて
とうとう鼻水と一緒に涙が~
よかった、ホントに観て良かったです
あなたは結局何のかのと云いながら
わが世の春を謳歌していませんか
ああ、心に突き刺さるですなぁ
毎日毎日ぶ~ぶ~文句を垂れながら生きてる自分
でも…そのとおり
何のかのと云いながら楽しんでる! ハイ
見終わった後、涙と鼻水でぐしゃぐしゃな顔をして
素晴らしい役者さんたちと写真を撮ってもらうです
もちろん今回はなおどんも撮ってもらったです
工場の外に出ると シンシンと降る雪
キリリと冷たい空気が泣いた目ん玉に浸みた~
ふわっ
ホテルに戻り、美味しいオヤツを食べながら
友達と言葉少なに、でも熱く
たった今観た舞台について語り合う
素敵な夜だったです
♪ ファイト! 斗う君の唄を
斗かわない奴等が笑うだろ
ファイト! 冷たい雪の中を
震えながら歩いて行け
by 中島みゆき
劇中歌のひとつです
ぜひぜひみなさんもチャンスがあったら観てください
できれば、真っ白な富良野で観ましょうよ~
臨場感が違う…そんな気がするです
冷たい空気を感じ、シンシンと降る雪を見ながら
んで、視界ゼロのなかを車で走ってみませんか?
はいはい
『よく帰ってきたわね~ ご苦労さん』
ホントに寝てたね、ココちゃん
あ、愛ちゃんも~!