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猫は天下の回りモノ

右を向いても左を見ても、猫・ねこ・ネコ!いつの間にやら11ニャンコになってしまい毎日毎日大騒ぎ★

ウカレポンチ紀行2010~谷は眠っていた

2010年02月08日 21時34分32秒 | ウカレポンチ紀行



   
     

        

            今年のお宿も 新富良野プリンスホテル~

          夜も更けてきて、富良野演劇工場へ行くですよ



                     ほぉ~ほぉ~
        

         ホテルの前、ニングルテラスの入り口にはふくろうが…

                   こ、こわいデシ


        

                  演劇工場の入り口には
             雪で作った今回のお芝居のタイトルが


            さっぶ~い富良野の夜、年齢性別関係なく
            たくさんの人たちが開演を待って並んでる
                 あ、もちろん室内でね(笑)

        席に着くと、『ミ・アモーレ』や『スイートメモリーズ』♪が
                   流れてる…なんで?

                     と、思ったら

         そう、この富良野塾最後の舞台は26年前のお話し
           26年前に流行ってた音楽が流れてたのね~

           26年前…富良野塾創設に呼応して全国から
                  集まってきた若者達
       徒手空拳で荒れ果てた谷を切り開き、演劇のための村を
       創りあげるまでの4年間の涙と笑いの青春グラフィティ
     
           舞台装置などほとんどなく、ただ身体だけで
                  演じる役者さんたち
     
               風が吹くシーンでは風を感じ
            雨が降るシーンでは雨の冷たさを感じ
           シンシンと雪が降るシーンでは寒さを感じた
     
            様々なところから集まってきた若者達が
                  日々葛藤しながらも
           仲間と協力し合い、時には揉めたりしながら
            自分達の生きる場所を自分達で創りあげ、
             目標に向かってただ黙々と生きていく

        
 
              26年前っていうと、私は18歳くらい…
                まさに社会に出たころの歳
              そのとき自分は何を考えてたのかなぁ
              こんなに一生懸命に生きていたかなぁ
            などと、自分に重ね合わせながら観てたです

                  だから涙が止まらない
           我慢しててもお口の周りがプルプル震えて
                 とうとう鼻水と一緒に涙が~
  
             よかった、ホントに観て良かったです
   
   
          

              あなたは結局何のかのと云いながら
              わが世の春を謳歌していませんか


               ああ、心に突き刺さるですなぁ


          毎日毎日ぶ~ぶ~文句を垂れながら生きてる自分
                   でも…そのとおり
           何のかのと云いながら楽しんでる! ハイ


        
     
          見終わった後、涙と鼻水でぐしゃぐしゃな顔をして
          素晴らしい役者さんたちと写真を撮ってもらうです
          もちろん今回はなおどんも撮ってもらったです


         

            工場の外に出ると シンシンと降る雪

          キリリと冷たい空気が泣いた目ん玉に浸みた~


            ふわっ

           ホテルに戻り、美味しいオヤツを食べながら
               友達と言葉少なに、でも熱く
             たった今観た舞台について語り合う


                 素敵な夜だったです



               ♪ ファイト! 斗う君の唄を
                斗かわない奴等が笑うだろ
                ファイト! 冷たい雪の中を
                 震えながら歩いて行け 
  
                   by 中島みゆき


                  劇中歌のひとつです


       

         ぜひぜひみなさんもチャンスがあったら観てください

           できれば、真っ白な富良野で観ましょうよ~
             臨場感が違う…そんな気がするです
          冷たい空気を感じ、シンシンと降る雪を見ながら

         んで、視界ゼロのなかを車で走ってみませんか?



          
             はいはい

             『よく帰ってきたわね~ ご苦労さん


               ホントに寝てたね、ココちゃん

                   あ、愛ちゃんも~!



            

コメント (9)
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