こんにゃく歳時記

ありゃ、打ち間違えちゃったわ~・汗)『今昔歳時記』がタイトルです~(^^;)懐かしい風景やHOTな今を書いていきます!

遠い夏休みの思い出>高師浜

2007年07月22日 21時18分31秒 | 『懐かしい風景』
ほぼ毎日わずかの時間だけ乗っている南海電鉄。
車内中吊り広告に「高師浜」の文字をよく見かけます。
広告はスポーツセンターのものなのですが、「高師浜」といえば、
本当に遠い、子供の頃に連れて行ってもらったのを覚えています。
当時、小学校一年生。
連れて行ってくれたのは祖父。
同行したのは、私、母、弟。
どうしてそこへ行くことになったのかは分かりません。
しかも、行ったら“埋立地”でした(爆)
もちろん、海水浴をしている人もなく、人影さえもまばらな海岸。
遠くを大きな船がゆっくりと動いて行きます。
そこで、浜辺の石をひろい、砂をあつめ、なにやら流されて来た物をいくらか見繕ってお土産?にしました。
当時、私がこの小ささですから、弟はもっと小さい。
途中でなにやら泣いてぐずって、母は手を焼いてました。
そんなに長時間居たわけでもなく、帰りに駅の近くでカキ氷を食べ、また、電車に乗って帰りました。
しかしですね、帰りにもう一箇所立ち寄ったところがあるのです。
そこは、『通天閣』
もちろん、展望台にのぼり、周りを眺めて帰りました。
さぁ、ここからが、祖父=じいちゃんの本領発揮?です。
私の夏休みの宿題の工作をし始めたのです(^^;)
簡単な木切れで支柱をつくり、通天閣を作り始めました。
なんと、鉄骨にみえるように石膏で支柱を固めたのです。
展望台は当時よくあった透明なビニールケースに入った水羊羹の空容器。
そこへですね、学習雑誌等に載っている漫画の人の顔を切り抜いて貼り付けてあるのです。いやぁ~そんなこと、よく思いつきましたね~(笑)
もちろん、私は自分の宿題が出来上がるのを“眺めているだけ”
いや、好きやったんですよ、じいちゃんは何かを作るのが。
手先も器用やったしね。
ほんでもって、小学校へ入って初めての長い夏休みが終わる頃、絶対に誰が見ても私が作ったとは思えないりっぱな工作が出来上がりました。
あぁ~恥ずかしかったなぁ~もうチョット、私が作ったといえそうな作品やったらよかったんですけどね。
それでもですね、当時、海へ遊びに連れて貰えそうにはなかったので、じいちゃんとしては、精一杯「海」の香りを味わえるところへ連れて行こうとしてくれたんやね~。ありがと~~!!

そんなじいちゃんが亡くなってまもなく7回目の命日です。
今年の夏はまだそんなに暑くはないけど、お盆には帰って来て、ゆっくりしてね~m(__)m

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