こんにゃく歳時記

ありゃ、打ち間違えちゃったわ~・汗)『今昔歳時記』がタイトルです~(^^;)懐かしい風景やHOTな今を書いていきます!

「子どもたちは決して壊れていない」>こどもの里

2007年04月04日 23時19分00秒 | 『今日の出来事』
週刊誌に載っている記事で時々とても心に残る連載記事があります。
今日はその紹介をしたいと思います。

鎌田實(かまたみのる)さんというお医者さんをご存知ですか?TVとかでも割と顔を見かけるので知っている方も多いかもしれませんね。
その方が大阪のあいりん地区を歩いた際に見た、「こどもの里」という子どもの緊急避難所のことを書いていらっしゃいました。

あいりん地区というのは日雇い労働者の多い町で生活に疲れた大人たちによって子ども達が辛い思いをしている様子が時々?見られるところです。
そんな中で「こどもの里」にいる子供たちは自分の親からでさえ疎まれる?存在であったりするわけです。そこで語られている子どもたちはそれでも自分の親を捨てたりしない。そこで紹介されている様子は私自身の経験からすると子どもたちに“天使の羽”が生えているのかと思うくらいのいい子たちなのです。子どもたちが背負っている辛い事柄。それでも明るく生きている。そして自分の親や、周りの人々に差し伸べられている優しい気持ちは正直信じられないくらいです。
なんでだろう?
ふつうだったら、自分に辛い思いを与えた対象(親とか)に対して、もっと何かしら感情が前に出るはずだよなぁ~と考えながら読み進みました。
そうしたら、
著者である鎌田さんは、その子たちが路上生活者へ配慮ある夜回りをしていることを分析?して、『より困難な中にいる人たちへ温かな思いをかけることで、自分の悲しみや苦しみを少しでも払拭しているのかもしれない』と語っています。
そしてそんなこども達を精神面でもしっかりと支えているのが「こどもの里」なのです。

私自身も含めて自分勝手な大人の多い中、いろんな事情を抱えているこどもたちが精一杯生きている姿を知り、子供たちのはかりしれない可能性に驚きました。そして周りにいる大人たちが、辛い生活を送っている子供たちへ上手く支援の手を差し伸べることが出来れば多くの青少年を助けることになるのに、とも思ったのでした。

何かお手伝いできることはないかな?
上手くは言えないですが、成長期の子供たちの心の元気さにとても感動しました!!

このお話は週刊朝日という雑誌の表紙の日付が3/23となっている冊子に載っています。鎌田氏の連載「がんばらないけどあきらめない」という記事です。
また、この「こどもの里」のHPは
http://www.k5.dion.ne.jp/~sato/
にあります。

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