役者さん魂に触れる好作品♪＞ヒットメーカー阿久悠物語

放送当日までこんな番組が制作されているというのは知らなかったんですけど、
たまたま気がついてラッキーでした。

最初からは見ていないのですが、
大好き?な阿久悠さんの一代記とあれば、見たくなるというもの。

それがですね、予想外(←失礼(^^ゞ)にいい作品でして、
特に阿久悠さんを演じた田辺氏がメッチャよかったです。
風貌が似ている、というよりは、阿久悠さんの“目”かな。
あれだけのヒット曲制作やプロデュース力には、かなりの頭脳が必要なはず。
その賢さを田辺氏は“目”の力で表現していたような、、、

それだけでなく、当時の「アイドル」４組５人を演じた女優さん方にも拍手♪
特に百恵を演じた方は、百恵の存在感を、百恵とイコールにはならないにしても、
ドラマという中では最大限に引き出していたと思われます。
その他の方々も実在する“スター”さんの特徴をよく捉えて頑張っていました。

こういう満足感は、どうしても私の世代には「昭和」遺産のようにも感じまして、
いわゆる社会情勢にあった“高度成長期”を、芸能界の中でも反映させていた、と感じるものがありました。

終盤に確か、我々は「夢を食ったんだよ」？みたいな台詞がありましたが、
それなりに「いい世代」だったかと。そして、今の生き辛い世の中と
照らし合わせて、「夢を実現」できる世界が必要なんじゃないかと、
マジ話に繋げてみたくもありました。

この手の「男のロマン」的な成功談がこれからも語れる世の中でありますように。