秋篠寺に行くため大和西大寺駅に行く。西大寺には昔行ったことがあるが、塔跡の礎石しか記憶に残っていないので寄っていくことにした。確かに東塔の基壇と礎石があった。
西塔跡もあったが今は影も形もない。
また、東塔と西塔の位置からして金堂が建っているはずの場所には全く別の建物が建っている。境内図を見ると、東塔跡を中心に伽藍が配置されているようにも見えた。
さて、秋篠寺である。北に20分ほど歩くと、上品な山門が現れた。
中に入ると林があり、その下はびっしりと苔が生えていた。これは美しい。
続いて境内に入ると本堂が目に入った。白地に茶褐色の柱と梁が実に奈良らしい。朴訥簡素でありながら、清冽な印象を与える。国宝だという。本堂以外の建物も皆この意匠だった。
いやぁいい寺だ。これはお勧め!