桂川の西に洛西竹林公園がある。この辺りは広大な竹林だったが、住宅化の波で縮小してしまった。それを残すため、1981年に整備されたらしい。
入口でまずキンメイモウソウが出迎えてくれる。黄色の幹に青い筋が混じる、美しい竹だ。公園に入ると、竹の資料館という建物がある。
各種の竹材が陳列され、種子など珍しい標本が見られる。
建物を出ると、回遊式の庭園となり、110種類の竹を見ることができる。
これはクロチク。名前の通り幹が黒い。
こちらはコマチダケ。2m程の高さで、葉が非常に小さく、密集している。所謂 竹とは風情が異なる。
そしてキッコウチク。生えてるのを見るのは初めてだ。
出口を出ると辺りは竹林だった。嵐山のよく整備された竹林ではなく、ここはタケノコを採るための畑であり、農家の所有だ。しかし垣はよく作られていた。
下はかぐや垣。十二単衣を表現しているらしい。
正直、この地は当たりだった。
長々書くと退屈なので止めるが、散策には絶好の地だった。
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