奄美大島Narujiのブログ

人生のんびりと。
時々なんかコメントでも。

人の命の重み

2006年04月20日 | いろんなこと
山口県の母子殺人事件。最高裁での審理が結審しました。
asahi.com
 弁護側の主張無理ありすぎです。そもそも殺人事件かどうか?ふざけるんじゃない!
 あまりにも,情けない弁護で見てて呆れました。(ま,TVはもう少し冷静に分析してくれたほうがいいとは思うんですが・・・。)
 死刑廃止論者が人の命の重さを論ずるのであれば,その論理で死刑を受けない人が犯したあまりにも人の命を軽視した行為は,どうするのか?
 残された人の憤りは当然のことですが,この事件に関していえば,この犯人には極刑がふさわしいと考えるのが普通だと思います。
 「強姦しようと思ったらはずみで人が2人死んじゃった。しょうがないよね。」
 「強姦する気はなかったけど,死んだあとにやっちゃった。」
 死刑以外ないでしょう?自分の家族や親しい友人がそんな目にあったらとてもじゃないが許す気になんかなれません。法が許すのであれば,自らの手で犯人の命を止めたい。そう思います。
 
 死刑廃止論を論ずるのであれば,同時に無期懲役では無く,有期(例えば100年とか),若しくは終身刑(死ぬまで絶対に出れない。)を同時に論ずるべきだと考えます。
 この事件の犯人が反省しているとはとても思えませんし,犯した罪は反省して取り返せるような事ではありません。
 法が適切に執行されていないか,犯人に著しく不利な事件となっていないのか,考察するための弁護士であって,とにかく刑を軽くするとか,そんな事をするための弁護士ではないはずです。
 今回の言い分を聞いてるととても腹立たしくなります。

 自分だけの正義をふりかざし,人の命をどんなに残酷に奪おうとも,司法の手により,人の命を奪うような事はありえない。奪われた命は,どうなったの?誰が守ってくれるの?人の命の重さって・・・?