お茶碗とお箸

なにしてあそぼ

春山を巡る

2008-04-21 10:07:44 | Weblog
穏やかな陽気 とおく広がる青い空
まさにここれがオヒサのビューリフォ~サ~ンディ~

昨夜は良い友ダチと若干悪い人になってしまい
充分な睡眠はとれてはいなかったけど

こんなりっぱな休日をごろ寝ですててしまうのは いやや~~
前からきになってたこと それは
 紀泉高原の「札立山」とは
どこら辺にあるのか どれくらい歩くのか
北和泉山系大福山の西方5000mにある 小高い単独峰をめざす

午前11時岩神山を越し こんもり広がる見返り峠で紀ノ川を眺めた
ここから先は藪にまぎれた草道のアップダウンを何度も繰り返す
100m下ってはまた100m上がる
実質 山の標高よりはけっこう登るので 少し粘る足が必要だ

泉南まで大きく弧を書くようにまわりこんでようやく目的地
札立山の頂を踏んだ わ~い!

こんな低山にもかかわらず この絶景 
しかもうれしいことに 丸太のイスやテーブルが幾つも完備
この広い木陰の休憩地は さぞや真夏の昼寝にもってこい

午後2時  
春の日差しはまだまだ明るく周辺の小山に反射している
  そろそろ眼下に広がる交雑林をぬけて帰路に着く
ここの下りの凄いことすごいこと
一気に一時間ほど降りる
滑りながら下り続ける めちゃくちゃオモロイ
 なのに余り人気のコースではないらしい
幾層の枯葉が厚い層をつくり急降下の足元を脅かすのだ
  
 手の先に伸びる細い枝が命綱
おぼるる物は藁をも掴む
まされる宝 子にしかめやも
などと脳ミソは手足とおなじく不規則にうごく

あの頂上までどれほど登ってたかと疑うほど
延々 降りて下ってまた降りて 初のルートはどこも長く感じる

3時半 平坦な鳴滝不動の山道にでた
振り返っても 春陽の札立山は
萌え伸びる木々の新芽に隠れて今はもう見えない

一抹の寂しさあり
だからまた来るよ
待っててな