第4章 日本の危機
第1節 日本の危機 アメリカ
2000年代 12
ロバート・ゲイツ氏
は
国防長官の就任中、
「F-22戦闘機はイラクやアフガニスタンで役に立たない。」
と
発言するなど、
イラク、
アフガニスタン
という
格下相手の非対称戦
ばかり
重視し、
中国の脅威、
中国・ロシアという大国との正規戦
の
重要性
への言及はあまりしなかった。
ロバート・ゲイツ国防長官の意向
というより
バラク・オバマ大統領政権の意向
で、
ロバート・ゲイツ国防長官
は
国民が選んだ
コマンダー・イン・チーフ
の
バラク・オバマ大統領
へ
忠誠心を示した。
ロバート・ゲイツ国防長官
は
普天間基地機能の辺野古への移転合意
を
一方的に破棄しようとした
鳩山由紀夫・内閣総理大臣
と
民主党
に対し
制裁として
訪日時
に
陸上自衛隊第302保安警務中隊
の
栄誉礼および儀仗
を
拒否し、
防衛省の赤絨毯も拒否した。
しかし、
鳩山由紀夫氏
および
民主党議員
に
意図は伝わらなかった。
ロバート・ゲイツ国防長官
は
韓国ムン・ジェイン大統領
の
師匠
韓国ノ・ムヒョン大統領
に
「東アジアの危機の要因はアメリカと日本」
という発言、
「日本を韓国とアメリカの仮想敵国にしよう」
という提案、
を聞かされる。
ロバート・ゲイツ氏
は
韓国ムン・ジェイン大統領
の
師匠
韓国ノ・ムヒョン大統領
について
「この男は頭がおかしいと思った」
と
回顧録に書いた。