第3項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊 6
マクドネル・ダグラス F-4EJファントムⅡ戦闘機
初飛行1958年、
自重13500kg、
総重量18818kg、
推力79,62kN×2
140機
は
1971年からライセンス生産された。
マクドネル・ダグラス F-4EJファントムⅡ戦闘機
は改修され
マクドネル・ダグラス F-4EJ改ファントムⅡ戦闘機
となった。
マクドネル・ダグラス F-4EJ改ファントムⅡ戦闘機
の
レーダー
は
ゼネラル・ダイナミクス/ロッキード・マーティン F-16A/Bファイティング・ファルコン戦闘機
と
同様
の
AN/APG-66
に
換装、
アナログ方式セントラル・コンピューター
から
デジタル方式セントラル・コンピューター
への換装、
レーダー警戒装置
は
マクドネル・ダグラス F-15Jイーグル戦闘機
と
同様
の
AN/ALR-56C
に
換装されている。
搭載ミサイル
は
80式空対艦ミサイル(ASM-1)、
AIM-9Lサイドワインダー空対空ミサイル,
AIM―7F/Lスパロー空対空ミサイル
が
搭載可能になっている。
マクドネル・ダグラス F-4EJ改ファントムⅡ戦闘機
はデジタル・データ・バスが無いため、ミサイル発射後ただちに現場から離れられ安全な
AIM-120AMRAAM空対空ミサイル、
AAM-4空対空ミサイル
が運用できない。
マクドネル・ダグラス F-4EJ改ファントムⅡ戦闘機
は
長期的な使用は不可能になると考えられた。
初飛行1958年
の
マクドネル・ダグラス F-4EJ改ファントムⅡ戦闘機では相対的な戦力低下は否定できず、後継機の早期配備が望まれた。