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第1節 平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力
第2項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊
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2003年に
たかなみ級汎用護衛艦(1番艦DD-110 たかなみ)
が就役した。
船体はむらさめ級汎用護衛艦に似ているが、細かいところでステルス性が徹底されている。
1番艦DD-110 たかなみ
起工2000年、
進水2001年、
竣工2003年、
基準排水量4650トン、
満載排水量6300トン、
ガス・タービン推進、
兵装は
OTOメララ 127mmコンパクト砲1門、
Mk41垂直発射システム32セル
(RUM-139A垂直発射対潜ロケット16セル、RIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル短距離艦対空ミサイル16セル最大64発)、
Mk15ファランクス20mm機関砲近接防御武器システム2基、
HOS-302 68式3連装短魚雷発射管2基、
90式艦対艦ミサイル(SSM-1)6発/8発
である。
射撃統制装置はFCS-2-31射撃統制装置、
対空レーダーはOPS-24B対空三次元レーダー、
対水上レーダーはOPS-28D対水上レーダー、
航海レーダーはOPS-20航海レーダー、
ソナーはOQS-5ソナー、OQR-2ソナー、
OQR-2曳航ソナー
である。
戦術情報処理システムはOYQ-9戦術情報処理システム、
電子戦システムはNOLQ-2電子戦装置、
戦術データ・リンクはLINK16である。
搭載航空機はSH-60K哨戒ヘリコプター2機である。
たかなみ級汎用護衛艦は2006年までに5隻が就役した。