田中大介ブログ2

関西大学卒業
杏林大学大学院修了
日本の国家安全保障とメディアを研究
田久保忠衛・元時事通信ワシントン支局長に師事

千葉真一死去1「戦国自衛隊」千葉真一の願望野心本音信念を具現化か?

2021-08-20 22:17:30 | 映画

戦国自衛隊

 

 

 

 

 

 

HARUKI KADOKAWA

 

PRESENTS

 

 

 

 

 

 

 

東宝株式会社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角川春樹事務所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製作 角川春樹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原作 角川書店 角川文庫「戦国自衛隊」半村良

 

 

 

 

 

 

 

製作協力 三船プロダクション

 

 

 

 

 

配給 東宝株式会社

 

 

 

 

 

 

 

 

協力 角川書店

 

 

 

 

 

 

 

アクション監督 千葉真一

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉真一 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜雷太 

 

 

 

 

江藤潤  

 

三浦洋一  

 

中康次 

 

 

 

 

 

小野みゆき 

 

岡田奈々 

 

にしきのあきら  

 

鈴木ヒロミツ  

 

速水亮  

 

河原崎健三  

 

かまやつひろし  

 

清水昭博  

 

三上真一郎  

 

角野卓三

 

 

 

 

 

 

 

渡瀬恒彦 

 

 

 

 

成田三樹夫  

 

仲谷昇  

 

小池朝雄 

 

 

 

工藤堅太郎  

 

角川春樹 

 

 

 

草刈正雄  

 

薬師丸ひろ子  

 

宇崎竜童  

 

勝野洋 

 

 

 

 

 

 

 

夏八木勲 

 

 

 

 

 

 

 

戦国自衛隊に登場する61式戦車は映画用のダミーである。

 

8000万円かけて製作した。

 

当時、本物の74式戦車は3億円だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘリコプターは民間用のシコルスキーS-62ヘリコプターを色を塗りなおして使っている。

 

 

シコルスキーS-62ヘリコプターは陸上自衛隊は使っていない。海上自衛隊、航空自衛隊が救難ヘリコプターとして採用していた。

 

 

 

富士の裾野で撮影された自衛隊vs武田信玄のシーンを見た一般人は、

 

戦争映画と時代劇の二つの撮影が偶然重なったと思ったと言う。

 

 

 

これまで角川大作映画は東映配給、東宝上映だったが、

 

戦国自衛隊は東宝が配給上映している。

 

 

 

中田博久の首が取られる。

 

辻萬長、三上真一郎はナイフで首をかき切られる。

 

武田信玄を演じた田中浩も首を取られ、槍に突き刺されて高々と掲げられる。

 

角野卓三と河原崎健三は狙撃され死体が海面にプカプカと浮かぶ。

 

江藤潤、三浦洋一、高橋研は弓で射られ、顔面にも矢が多数突き刺さる。

 

クリスマスに残酷大虐殺である。

 

 

 

河原崎健三は息子が恐喝で逮捕されている。

 

河原崎健三の素顔は、この映画のように極悪非道であると思われる。

 

 

渡瀬恒彦の善人役ヒーローには違和感がある。

 

渡瀬恒彦はこの映画のような極悪冷酷非情・暴力的な悪役、みじめな敗者が似合っている。

 

 

 

 

県一等陸士を演じた江藤潤は、この映画のような生真面目な役がぴったりである。

 

普段の江藤潤も後輩からいろいろ言われてもあんまり怒らず受け入れていて、朴訥と語っていて真面目で優しそうな感じである。

 

 

 

鈴木ヒロミツも自衛隊員であるが、大活躍することなく死ぬ。特別出演みたいなものか。

 

鈴木ヒロミツの役は優しい友人思いの役で鈴木ヒロミツのイメージ通りである。

 

しかし鈴木ヒロミツ怖い説・喧嘩異常に強い説もある。

 

 

 

 

千葉真一演じる陸上自衛隊・伊庭義明三等陸尉は年齢的に考えて高卒たたき上げのようである。

 

部下思いの優しい肉体も精神も強い伊庭義明三等陸尉。部下の気持ちもくみ上げつつ部隊を冷静に指揮する。

 

しかし歴史に翻弄され野性が蘇り、戦いに生きがいを見出す。

 

伊庭義明三等陸尉のすべてはまるで千葉真一そのもののように見える。

 

 

 

 

クリスマスに公開された戦国自衛隊。異様なまでに凄まじいパワーの狂い咲きである。

 

こんな狂ったパワー溢れる映画ができたのは偶然、奇跡的なものがある。

 

作ろうと思って作れるわけではない。

 

 

千葉真一のとてつもないパワーと信念。

 

戦って生きていきたいという野心と本音。

 

千葉真一の目は狂気と優しさをにじませている。

 

 

 

もうこんな映画は出てこない。

 


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