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第1節 平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力
第2項
平成17年度以降に係る防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊 10
最新のDEは
DE229「あぶくま」を1番艦とする
あぶくま級護衛艦
の6隻である。
あぶくま級護衛艦
の
1番艦DE229「あぶくま」
は
1988年に起工、
1989年に竣工、就役している。
基準排水量2000トン、
満載排水量2900トン、
ディーゼル、ガス・タービン推進、
兵装は
OTOメララ 76mmコンパクト砲1門、
Mk112発射機
(Mk46魚雷搭載対潜ロケット8発、予備弾8発)、
Mk141発射機
(RGM-84ハープーン艦対艦ミサイル8発)、
68式3連装魚雷発射機2基、
Mk15ファランクス20mm機関砲近接防御武器システム1基
である。
DEとしてはじめて対空レーダーを搭載し、防空能力を強化した。
Mk49発射機の搭載スペースがある。
Mk49発射機はRIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサイルを運用できる。
しかしMk49発射機を装備することはなかった。
1979年に起工、1981年に竣工、就役した
DE226「いしかり」を1番艦とする
いしかり級護衛艦
1隻がある。
基準排水量1250トン
満載排水量1600トン
ディーゼル、ガス・タービン推進で、
兵装は、
OTOメララ 76mmコンパクト砲1門、
Mk141発射機
(RGM-84ハープーン艦対艦ミサイル8発)、
ボフォース4連装対潜ロケット1基、
68式3連装魚雷発射機2基
である。
DE227「ゆうばり」を1番艦とする
ゆうばり級護衛艦2隻は、
基準排水量1450トン
満載排水量1750トン
で
1番艦DE227「ゆうばり」
は
1981年に起工、
1983年に竣工
ディーゼル、ガス・タービン推進で、
兵装は、
OTOメララ 76mmコンパクト砲1門、
Mk141発射機
(RGM-84ハープーン艦対艦ミサイル8発)、
ボフォース4連装対潜ロケット1基、
68式3連装魚雷発射機2基
である。
ミサイル艇には、はやぶさ級ミサイル艇とミサイル艇1号型がある。
ミサイル艇1号型は、
1991年起工、
1992年進水、
1993年竣工、
基準排水量50トン、
満載排水量60トン、
ガス・タービン、ディーゼル推進、
兵装は
JM61 20mm機関砲1門、
90式艦対艦ミサイル2発
である。
1号型ミサイル艇は、3隻が建造された。
はやぶさ級ミサイル艇は、2
2000年起工、
2001年進水、
2002年竣工、
基準排水量200トン、
満載排水量240トン、
ガス・タービン・ウォータージェットポンプ推進、
兵装は
ОTОメララ 76mmコンパクト砲1門、
90式艦対艦ミサイル2発
である。
はやぶさ級ミサイル艇は、6隻が建造された。