久々のブログです。何と約1ヶ月もご無沙汰をしていました。なかなか、じっくりと書く時間が取れなくて・・・。
マレーシアのお話し4回目です。今回はクアラルンプールで日本人が長期滞在する場合の医療事情、住宅事情&屋台をご紹介します。
クアラルンプール滞在3日目は、タンさんに日本語が話せるお医者様がいらっしゃる病院を紹介していただきました。
日本語で対応していただけるお医者様にお会いしました。
タンさんのオフィスが入っているKL日本人会からは自動車で約15分のところにある、PANTAI MEDICAL CENTREです。 ここは、私立の総合病院です。
この病院の中で健康管理センターをされているラウ先生(Dr.LAU)にお会いしました。 ラウ先生は中国系マレー人でお年は60歳くらいのベテランの方です。 学生の頃に名古屋大学に留学されていらしたので、日本語がお上手でした。ご専門は内科・小児科で健康診断も専門にされていらっしゃいます。 しかし、この病院では日本語が話せるお医者様がラウ先生お一人なので、日本人の患者さんが来院されるとケガでも何でも一旦はラウ先生に診ていただいているようです。 もちろん、海外旅行保険に加入されている方には、保険会社に連絡を取ってくれて手続きもしてくれます。 マレーシア・マイ・セカンド・ホーム・プログラムを申請する際の健康診断もしてくれます。
クアラルンプールの医療事情ですが、一般的に医療水準はアジアの中でも高いといわれています。理由は、医学生の人たちが留学先として英国やアメリカに行っていて、高い医療水準を身に着けて帰ってくるからだそうです。 大きな総合病院は高度医療機器が揃っていて、設備・体制は万全だそうです。医療費が安いので海外から治療に来ている方も多いと聞いています。
ただ、一般的には公立の病院が安いのですが、マレー語、英語しか通じなくて、しかもいつも混雑しています。 病気・怪我の場合、なかなか自分の症状を英語などで話せる日本人は少ないので、日本語の通じる病院が重宝されています。 日本語の通じる病院はKLでは6ヶ所ほどあるそうですが、全てが私立の病院です。 私立の病院は公立に比べて医療費は高額となります。しかし、設備が豪華で医療体制もよく日本人でも日本と比べて違和感が無いようです。むしろ、日本の一般病院より良いかもしれません。 但し、日本語が話せるお医者様はラウ先生を含めてお二人しかいらっしゃらないようで、それ以外の病院では日本語の通訳の方がいて、お医者様とのコーディネートをしてくれるようです。 ロングステイで滞在している日本人の方や駐在員のご家族は、このような病院を利用されているとの事です。
今後、KLにメディカル・ツーリズム(治療を目的としたツアー)で来られる方が多くなりそうです。 現在、インド、タイなどが注目されていますが、マレーシア、特にKLの病院が注目されることは間違いなさそうです。