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マレーシアロングステイのJMマイセカンドホーム・コンサルタンシー日本支社(ゼン・インターナショナル)の代表の日記

世界不況でもマレーシアは元気なようです!

2009-01-31 12:43:23 | マレーシア長期滞在(MM2H)

私は、MM2Hプログラムの手続をお手伝いさせていただいている為、週に5回以上はクアラルンプールの提携会社とスカイプで連絡を取り合っています。 その際に、最新の経済状況などを現地アドバイザーの鴨谷さんからお聞きしています。

 

近頃の日本は不景気な話題が多く、日本も欧米諸国と一緒に深刻な経済不況に陥っています。 そのような理由もあり最近は以前よりマレーシアの状況をお聞きすることが多くなっています。 マレーシアの経済状況は、これからセカンドホーマーを目指す方にとって大いなる関心事になっていますので、私としても常に最新の情報が必要と考えております。

 

 一言でマレーシアの経済状況をお話しすると、未だ経済不況が来ていないという状況のようです。  例えば、現在の定期預金の利息は年利3.5%前後あります。昨年の秋頃までは3.7%前後が普通でした。 今後の見通しとしましても、下がっても3.0%前後はキープできるのではないかと言っています。
 MM2Hプログラムの取得を目指している方は、申請の前提条件としてマレーシアで定期預金口座を開設して、50歳以上の方でしたら15万リンギット(約375万円)の定期預金をしなければならないことになっています。 単純に15万リンギットの3.5%とを計算しますと年間5,250リンギットの利息が付きます。日本円で約131,250円です。 倹約家の方でしたら1ヶ月マレーシアで生活できてしまう金額です。
 ここ十数年も預金利息が1%にもならない日本人にとっては羨ましい状況です。

 

 それから、セカンドホーマーの方には円高も嬉しい状況となっています。
昨年の夏頃が最も円安で1マレーシアリンギットが33円でした。 現在は、25円前後で推移していますから約8円の円高です。 8円では他の欧米通貨と違い大したことは無いとお考えでしょうが、物価の安いマレーシアでは8円は大きな違いです。

例えば、公的年金がご夫婦で1ヶ月に30万円の方の場合ですと、夏頃の33円で換算しますと約9,090リンギットでしたが、現在は25円ですから12,000リンギットになります。 その差は、2,910リンギットです!  平均的なセカンドホーマーの方が、クアラルンプールの長期契約タイプのコンドミニアムを借りた場合、1ヶ月間の家賃が1,500リンギット~2,500リンギットですから、1か月分の家賃以上が余計に毎月手元に入ってくることになります。 この差は非常に大きくて、現地に住んでいらっしゃるセカンドホーマーの方々は、その恩恵を受けていらっしゃいます。

現在、日本の公的年金は事前に申請しておくと、日本からマレーシアの指定口座に日本円で振り込んでくれます。 セカンドホーマーの方は、その日本円をリンギットに換金して生活されていらっしゃいます。 ですから、この制度をご利用になっている方は昨年より恩恵を多く受けていらっしゃいます。

 

もともとマレーシアは物価が安く日本の3分の1と言われています。 写真はクアラルンプール近郊にある中国系の屋台村で撮ったドリンクメニューですが、ドリンキング・ウォーター(ミネラル・ウォーター)のスモールサイズで1リンギット(約25円)と書いてあります。 日本人のセカンドホーマーの方は、日本食の食材を買われたり、日本食レストランに時々行かれますので、3分の1では済まないようで2分の1くらいになっているようですが、それでも同じ1ヶ月間の収入金額で日本で使うより2倍以上使えて楽しむことが出来ます。 その分で、セカンドホーマーの皆さんは余暇でゴルフや語学、サークル活動、海外旅行などをされていらっしいます。

 

 日本の経済状況は先行きが見えなくて困りますが、マレーシアのセカンドホーマーの方々は、日本に住んでいる我々より楽しい生活をされていらっしゃるようです。
 MM2Hプログラムの申請をお手伝いさせていただいてる私もリタイアをしたらクアラルンプールで生活をしようかと考え始めています。

 

マレーシアの長期滞在プログラム(ロングステイ)の詳細はこちらからご覧下さい。