先週末、対馬博物館で開催中の「アンゴルモア 元寇合戦記の世界、照らし出された対馬の元寇」の初日イベントに登壇しました。
その様子を紹介する動画をyoutubeに上げました ↓
【対馬博物館】アンゴルモア 元寇合戦記 展【漫画家】
イベントの様子はこんな感じです。
輝日役の声優のLynnさんも来ました。
ご来場の皆様ありがとうございました。
さて、対馬博物館のアンゴルモア展。
入口には宗家の家紋の入った流れ旗がはためいてます。実はこれだけ自分がリクエストしました。
鎌倉時代と言えばやはり「流れ旗」ですが、現代の催し物で使われるのは戦国時代以降使用された「幟」がほとんどですので。
しかしこんな数を揃えてくださるとは思いませんでした。
博物館が武士の館のようですね。これは壮観です。
せっかく作った旗なので今後もいろいろと使い続けていくそうです。
入口はこんな感じです。
フォトスポットもあります。
これは対馬編10巻の表紙絵で、その視線の先にある背景も描きました。
ちなみにこれを前から見たのがポスターに使用されてる迅三郎で、実はこのパネルも両面に絵があります。
展示内容に入ります。
まずカラーの表紙絵のアクリル版や、原画があります。対馬編では背景画もあわせると2000枚あまり描きました。
これらの原画は全て、対馬市さんへ寄贈しました。
(比田勝尚喜市長)
10回くらい足を運ぶ中で、その都度対馬市の方々が、資料集めに必要な場所、お勧めの場所などいろんな所へ案内してくださったおかげであります。
ちなみに展示品は、上映映像以外は、写真撮影とSNS投稿、全てOKです。
そしてLynnさんがナビゲーションとナレーションをつけてくれた自分の作画動画も上映されてます。
この上映動画は撮影禁止です。
録音した自分の声を聞くのは変な感じですが、Lynnさんの声も入ってるので中和されました(笑。
原稿の作業工程、下書きから完成までを上映してます。
あと、自分の現在の仕事机がパネルで再現されてます。
つい先日の写真を元にしてるので、ほとんど今現在と変わらない机まわりが、対馬に来たらパネル展示してあるという。
他人には伝えようのない変な感じです(笑
ちなみに机の上のスケッチブックは、自分が鎌倉時代の絵巻を見て描いた下調べ用の走り書きです。
興味があれば手でめくって見ていただいて構いません。
作画板の両端には自分とLynnさんのサインもあります。これはイベント当日に書きました。
他には製作に使った資料などがあります。
金田城の粘土模型、これを接写して山腹の凹凸を背景の資料などにしました。対馬編5巻カバー裏にも載せたものです。
そして、今回新しい短編を描きました。冊子として観覧券についてきます。
上対馬の比田勝の下野次郎という蒙古軍と戦った武士の伝説を漫画にしたものです。
地元の豊崎神社にはこの下野次郎の太刀とされるものが伝わっており、
こちらは本展示室の中世コーナーに展示されてます。
刀装は刀身よりは少し新しいと思われますが謎のマークが入ってます。
籠の目のような星形に「勝」の文字。短編のタイトルの「勝星の太刀」はここからとりました。
これが家紋なのかどうかはまだ分かってないようです。
ミュージアムショップのオリジナルグッズはこんな感じです。
原画を使った手拭いやステッカーや原画のクリアファイルです。
生物のカットを集めてつくってくださってます。ツシマヤマネコの絵だけを使った手拭いもあります。
実にミュージアムグッズ感があって良いと思いました。
クリアファイルも原画を使って作ってくださってます。
こちらは線画として整えたものではなく、まさに「収蔵品としての原稿用紙」という感じで、罫線が入っていたり、作業指定の書き込みが入ったままだったりしてます。 これまた面白い趣向です。
さて、この機会に対馬に行かれる方、大きな島なので観光がてら二、三泊くらいされてはどうでしょう。
宿はお早めにご予約ください。オーバーツーリズムのせいかすぐ満室になってしまうそうですので。
また、ちょうど元寇に関係する4市を巡るスタンプラリーも開催されてますので、来る時はこのアプリも入れて記念に対馬のスタンプを押して頂くのも良いかと思います。
そして期間中には小茂田浜神社の祭礼もあります。アンゴルモアにも登場した宗助国を祀る神社です。
この祭礼も、年々人口が減る対馬ではいつまで伝える事ができるか分からない状況なので元寇750年を記念して10月31日までクラウドファンディングが行われています。
アンゴルモアとコラボした御朱印もあります。よろしければ祭礼へのご支援もよろしくお願いします。
最後になりますが、対馬に行った日は、沢山の方々が作りあげてくださった最高の展示とイベントを、沢山の方々に観に来ていただき、とても嬉しかったです。 本当にありがとうございました。
開催期間は11月24日まで(木曜日は休館)ですので皆さんも是非お越しください。
その様子を紹介する動画をyoutubeに上げました ↓
【対馬博物館】アンゴルモア 元寇合戦記 展【漫画家】
イベントの様子はこんな感じです。
輝日役の声優のLynnさんも来ました。
ご来場の皆様ありがとうございました。
さて、対馬博物館のアンゴルモア展。
入口には宗家の家紋の入った流れ旗がはためいてます。実はこれだけ自分がリクエストしました。
鎌倉時代と言えばやはり「流れ旗」ですが、現代の催し物で使われるのは戦国時代以降使用された「幟」がほとんどですので。
しかしこんな数を揃えてくださるとは思いませんでした。
博物館が武士の館のようですね。これは壮観です。
せっかく作った旗なので今後もいろいろと使い続けていくそうです。
入口はこんな感じです。
フォトスポットもあります。
これは対馬編10巻の表紙絵で、その視線の先にある背景も描きました。
ちなみにこれを前から見たのがポスターに使用されてる迅三郎で、実はこのパネルも両面に絵があります。
展示内容に入ります。
まずカラーの表紙絵のアクリル版や、原画があります。対馬編では背景画もあわせると2000枚あまり描きました。
これらの原画は全て、対馬市さんへ寄贈しました。
(比田勝尚喜市長)
10回くらい足を運ぶ中で、その都度対馬市の方々が、資料集めに必要な場所、お勧めの場所などいろんな所へ案内してくださったおかげであります。
ちなみに展示品は、上映映像以外は、写真撮影とSNS投稿、全てOKです。
そしてLynnさんがナビゲーションとナレーションをつけてくれた自分の作画動画も上映されてます。
この上映動画は撮影禁止です。
録音した自分の声を聞くのは変な感じですが、Lynnさんの声も入ってるので中和されました(笑。
原稿の作業工程、下書きから完成までを上映してます。
あと、自分の現在の仕事机がパネルで再現されてます。
つい先日の写真を元にしてるので、ほとんど今現在と変わらない机まわりが、対馬に来たらパネル展示してあるという。
他人には伝えようのない変な感じです(笑
ちなみに机の上のスケッチブックは、自分が鎌倉時代の絵巻を見て描いた下調べ用の走り書きです。
興味があれば手でめくって見ていただいて構いません。
作画板の両端には自分とLynnさんのサインもあります。これはイベント当日に書きました。
他には製作に使った資料などがあります。
金田城の粘土模型、これを接写して山腹の凹凸を背景の資料などにしました。対馬編5巻カバー裏にも載せたものです。
そして、今回新しい短編を描きました。冊子として観覧券についてきます。
上対馬の比田勝の下野次郎という蒙古軍と戦った武士の伝説を漫画にしたものです。
地元の豊崎神社にはこの下野次郎の太刀とされるものが伝わっており、
こちらは本展示室の中世コーナーに展示されてます。
刀装は刀身よりは少し新しいと思われますが謎のマークが入ってます。
籠の目のような星形に「勝」の文字。短編のタイトルの「勝星の太刀」はここからとりました。
これが家紋なのかどうかはまだ分かってないようです。
ミュージアムショップのオリジナルグッズはこんな感じです。
原画を使った手拭いやステッカーや原画のクリアファイルです。
生物のカットを集めてつくってくださってます。ツシマヤマネコの絵だけを使った手拭いもあります。
実にミュージアムグッズ感があって良いと思いました。
クリアファイルも原画を使って作ってくださってます。
こちらは線画として整えたものではなく、まさに「収蔵品としての原稿用紙」という感じで、罫線が入っていたり、作業指定の書き込みが入ったままだったりしてます。 これまた面白い趣向です。
さて、この機会に対馬に行かれる方、大きな島なので観光がてら二、三泊くらいされてはどうでしょう。
宿はお早めにご予約ください。オーバーツーリズムのせいかすぐ満室になってしまうそうですので。
また、ちょうど元寇に関係する4市を巡るスタンプラリーも開催されてますので、来る時はこのアプリも入れて記念に対馬のスタンプを押して頂くのも良いかと思います。
そして期間中には小茂田浜神社の祭礼もあります。アンゴルモアにも登場した宗助国を祀る神社です。
この祭礼も、年々人口が減る対馬ではいつまで伝える事ができるか分からない状況なので元寇750年を記念して10月31日までクラウドファンディングが行われています。
アンゴルモアとコラボした御朱印もあります。よろしければ祭礼へのご支援もよろしくお願いします。
最後になりますが、対馬に行った日は、沢山の方々が作りあげてくださった最高の展示とイベントを、沢山の方々に観に来ていただき、とても嬉しかったです。 本当にありがとうございました。
開催期間は11月24日まで(木曜日は休館)ですので皆さんも是非お越しください。