きーたはうす

ウチノコわんにゃん日記です。
懲りない私のレッスン日記&つれづれも兼ねております。
ご容赦を。。

結城に塩瀬

2009-04-07 | きもの
たいへん恥ずかしいお話をひとつ。
京都~大原~三千院~という歌があります。「この歌着物のこと歌ってない?」と気づいたのが1年前。着付けを習い始めたころのことです。

その一節に

「ゆぅきにしおせのすがきのおびがぁ~」というのがあります。

この一節の中では帯だけ漢字に変換できてあとは呪文のようでした。
「ゆぅきに」は「雪に」、「すがき」はひねり出して柿の種類の名前かと想像してました。ストレートにイメージしたのは酢牡蠣。牡蠣が描かれている帯って気持ち悪い。残る「しおせ」は饅頭ぽい名前と思ってました。

食べ物に執着する主人公では恋に疲れた女~はかけ離れてますからNGですよね。
ちなみに本物の歌では「しおぜ」ときちんと発音しています。ヒアリングも悪い。

無理無理情景を浮かべるなら、「雪の日に饅頭と柿の柄の帯が三千院に映える」ということになりましょうか。
さすがに着物を着るようになって「しおぜ」は塩瀬に変換できるようになりましたが。

結城に塩瀬の素描の帯が・・・・だったんですねぇ。

作詞はさすが永六輔です。趣きありますねぇ。(今さら)
2番、3番の歌詞中にも着物と帯の組み合わせが歌われています。知りませんでした。

それがひょんなことから全貌(オーバーな)が解明されました。
これは着物を着始めて1周年記念プレゼント?

ひょんなこと(たいしたことありません)とはまた後日。


「女ひとり」という曲ですがご存じない方はよろしければ下記をどうぞ

女ひとり



ちりめん地(?)の帯をしめました。
デザインは気に入っているんですが、少し短い。
  

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