きーたはうす

ウチノコわんにゃん日記です。
懲りない私のレッスン日記&つれづれも兼ねております。
ご容赦を。。

お茶事デビュー

2009-04-26 | きもの
なんといってよいのやら・・・正午の茶事にデビューしました。

4月ということで透木釜です。

もちろん次客です。
正座に耐えられるかどうかが大問題でしたが、ご好意に甘え客だけの時は崩すことができて事なきを得ました。

正客、お詰ともにごりっぱなかたでワタクシとしては恐縮しきりでしたが、やはり正座が限界とのことでお仲間でした。
でも「連日の会席で」との言い訳つきでした。
そういやあ、懐石の量が多いとかいろいろブーイング発射でしたが、お正客はまあうまく受け答えなさること。これでなくちゃあね。

お菓子はハナミズキ

ただいま満開


薄茶のころとなると、ガールズトークというよりオバトーク満載で、園遊会での帯が話題となっていました。
「やはり季節先取りですね~」とのこと。下の画像は帯全体がうつってませんね。



園遊会ってナニ?ってなもんでした。
話題にほんとついていけなかった~

棗の拝見もあまりに軽くてプラスティックかと思ってしまいましたが(アホです)、高台寺蒔絵だそうで、そういやあいいものは軽かったっけ。
濃茶では楽茶碗ではなかったので古袱紗付きで出てくるし、冷汗もの~

肩肘はらないとのことで気軽に参加してしまいましたが、後礼を出さないといけないし、いろいろいい勉強したです。
挙動不審者なところもおおいにありましたが、結論は楽しかったから、また機会があったら声をかけてもらおうっと。

ま、記念ということで

春の日差しのなかで

2009-04-24 | きーたん(ねこ)
こうして窓から外を見るのが大好き



庭で遊ぶのも大好き
春の日差しのなかで



モンシロチョウがひらひら飛んでいて、「あぶないなー」と思っていたら、きーたんがダッシュ!!

「やられたー」

しかーし、モンンシロチョウもなかなかの巧者。

きーたんの魔の手から脱出したのです。

やるなぁ。モンシロチョウ!

うちの広くもない庭に麦、きーたん、時には小豆ちゃんと蝶々にとっては悪魔が3匹います。

気をつけてねー



名和好子さんの本が参考になりました

2009-04-19 | きもの本
最近、帯の手結びに開眼
最適の参考書となったのが「きもの遊び」
復刻版です。

着付けの本ではありませんが、帯の結び方がとてもすてきで、パラパラとめくっていたら、結び方が載っていました。

まねをしてむすんでみたのがコレ
 

ぺったんこの帯も嫌いではないし、改良枕を使うのも便利で確実と思っている派ですが、名和さんの立体的な結び方もいいなあ。
81ページに載ってる⑧⑨がポイントね~
帯〆の結ぶ位置も特徴ある~
ゆったり着るにはしわがポイントなんだそうです。

帯結びで着付けの本を何冊か見たのですが、この本が一番のお気に入り

ひょんなこととは

2009-04-10 | きもの
ひさびさにオークションにて入手。
多分に牡丹の帯と本の影響大なり。
花の帯が欲しいと思って見つけたのがコレ


そしてコレ


久々の手結びのためかなりヘンです。これから練習します。
でも、おもったより上手にできてそれなりに満足。なんだー、本を見ながらできるじゃないの。一応習ったかいはあったというものだ。
1時間500円で着付けのワンポイントレッスンをしてくれる所を見つけたので、行ってみようと思ってました。
ワンコインってはやりですかねぇ~

帯のお代は、2本まとめて1840円(送料含む)ということで納得です。
十分に着用可能でほっとした~


この塩瀬の帯の参考のためにいろいろ調べていて、「女ひとり」の歌詞にぶちあたったというのが先日のひょんなことです。

結城に塩瀬

2009-04-07 | きもの
たいへん恥ずかしいお話をひとつ。
京都~大原~三千院~という歌があります。「この歌着物のこと歌ってない?」と気づいたのが1年前。着付けを習い始めたころのことです。

その一節に

「ゆぅきにしおせのすがきのおびがぁ~」というのがあります。

この一節の中では帯だけ漢字に変換できてあとは呪文のようでした。
「ゆぅきに」は「雪に」、「すがき」はひねり出して柿の種類の名前かと想像してました。ストレートにイメージしたのは酢牡蠣。牡蠣が描かれている帯って気持ち悪い。残る「しおせ」は饅頭ぽい名前と思ってました。

食べ物に執着する主人公では恋に疲れた女~はかけ離れてますからNGですよね。
ちなみに本物の歌では「しおぜ」ときちんと発音しています。ヒアリングも悪い。

無理無理情景を浮かべるなら、「雪の日に饅頭と柿の柄の帯が三千院に映える」ということになりましょうか。
さすがに着物を着るようになって「しおぜ」は塩瀬に変換できるようになりましたが。

結城に塩瀬の素描の帯が・・・・だったんですねぇ。

作詞はさすが永六輔です。趣きありますねぇ。(今さら)
2番、3番の歌詞中にも着物と帯の組み合わせが歌われています。知りませんでした。

それがひょんなことから全貌(オーバーな)が解明されました。
これは着物を着始めて1周年記念プレゼント?

ひょんなこと(たいしたことありません)とはまた後日。


「女ひとり」という曲ですがご存じない方はよろしければ下記をどうぞ

女ひとり



ちりめん地(?)の帯をしめました。
デザインは気に入っているんですが、少し短い。
  

桜満開

2009-04-06 | きーたんのお友達(わんにゃん)
素敵なお宅の花いっぱいの玄関の前で





そして桜満開




でも、困ったことがあります
日菜ちゃん宴会あとのおこぼれを狙ってます。
屋台で売ってる串に刺した焼き鳥とか、バーベキューあとのお肉のかけらとか。好きなのよねぇ~
この頃は皆さんきれいにゴミをお持ち帰りされるんですが、やっぱり少し残ってる。夜の散歩中、日菜の口の両端から竹串がきばのように出ていました。びっくりした~

だから、宴会禁止の公園しか行けません~

ひとりと一匹たち

2009-04-05 | きーたんのお友達(わんにゃん)
またまた再放送が決定したみたいです。
4/11(土)深夜放送だそうです。

くわしくは・・・よかったら3/16の記事を見てね。http://blog.goo.ne.jp/nazukenta/d/20090316

小西さんの撮ったポストカードを注文してかわいい猫のポストカードが届きました。

きーたんに似ているキジトラ子猫に魅かれました。
切なさが胸いっぱいに広がります。


喋々喃々を読んで

2009-04-04 | きもの本
つい最近「喋々喃々」を読みました。
アンティーク着物ショップのお店を開いている主人公。ということで、着物本。。
   
五智果というお菓子が物語の中に出てきて、先々週のお茶会の掛物が「一華開五葉」だったことを思い出しました。五つの花びら(五智)を意識した女性として主人公を描いている意図を感じたような・・・だってガツガツ、バリバリしていないんで。そんな主人公にほっとしました。
とはいえ不倫なんでそうともいえないか。どうやって別れるんだろうと密かに期待しながら読み進めたらゆるゆるな結果でした。



お菓子やお店も実在しているので、この本をもとに「谷根千」をめぐってみるのも楽しそうです。主人公のお店がどこらあたりの設定なのかとっても興味を持ちました。ガイドブックとしても活用できるかと。季節感あふれるストーリーとともに歩いてみるのも良さそう。
猫、金魚、和菓子と着物好きにはたまらないアイテムも揃ってます。グルメ追求型の読者も要ウォツチです。


喋々とは関係ないけど、着物のリサイクルショップで読み方つながりで蝶々の着物用バッグ買いました。着物といっても、バッグは手持ちのもので十分だったのですが、新品で686円ということでお買い上げ。どこかの呉服店の在庫品処分品かな。プライスには肉食系なんで、ひめまつ屋さんには行ってもきっと買い物しなさそうだなあ。サイズ直しをしないといけない着物なんてぜったい買わないし。

ひめまつ屋さんみたいにのどかに経営していてそもそも存続できるかしらん。ということは置いておかないとね。
     

五智果のお菓子も食べたことないけど、これも好みではなさそうな予感。



4月を迎えると帯も手に入れたいということで・・・・


軽くてぴかぴかしてます。
ひめまつ屋さんの好みとは違っていそう。

きもの自在を読んで

2009-04-02 | きもの本
著者の鶴見和子さんはまったく存じませんでした。
鶴見和子さんは社会学者で、すでに亡くなられていますが、日常のほとんどを着物で過ごされていたそうです。

ところどころに掲載されている写真の中で、芭蕉布の雨コートに目を奪われました。

昨年、沖縄大宜味村の喜如嘉の芭蕉布会館を訪れました。その時、会館の方が「芭蕉布の生産数が激減しており、前日やっと舞踏家の方へ納めることができました」と話しておられました。平良敏子さんが若い職人さんたち(お弟子さん?)といっしょに熱心に仕事をしておられた姿が忘れられません。芭蕉布の現状は厳しいものでしたが、会館では猫がちょこんと座っていてやさしい空気が流れていました。

そんな貴重な芭蕉布が雨コートになっていて、その芭蕉布がお父様からのプレゼントというエピソードが素敵です。

なぜか向田邦子さんがお父様の沖縄土産だった「きっぱん」が好物だったという話を思い出しました。

父親からプレゼントされた物は数少なくても印象深いものがありますね。

芭蕉布会館
http://www.mapple.net/spots/G04700096801.htm

写真から察するに(えらそうに)着物の好みも着方もきっぱりと軸のぶれない方かと。こだわりもせっそうもない着物初心者が評するのは気がひけます。

世界各地の布を帯や着物に生かしているところは鶴見さんのワールドワイドな活躍を物語っています。実際、日本の国連代表部公使の候補になったこともあるそうです。著者が着物で国際会議に出ている姿をニュースで見たかったです。